投資グループ、マイクロソフトの資金でYahoo買収を狙う

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トラブルに見舞われているインターネット界の巨人であるYahooに対する興味は失われてはいなかった。ここしばらくの静けさはホリデー期間ということだったようだ。有名なシリコンバレーのエグゼクティブおよび投資銀行のトップたちが参集してYahoo買収の動きを見せ始めた。資金はマイクロソフトからの借り入れで賄う予定にしている。ここに掲載する情報は、この動きを知る人から入手したもの。

買収提案において、投資グループは現在のひと株あたりの株価である13ドル前後に20%という比較的低率のプレミアムを乗せて公開買い付けを行う。総額は$20B(200億ドル)を超えることになる。

この買収行動は複雑な仕組みによって運用されるが、結局必要となるキャッシュの大半はMicrosoftから債務の形で提供される。

M&Aに利用する通商債務市場は現在ほとんど稼働していない状況なので、資金調達には何かしら新しい手法が必要となるだろう。買収に必要となる資金のほとんどはマイクロソフトの$23B(230億ドル)にのぼる埋蔵金から拠出され、この資金の返済はYahooの将来的なキャッシュフローにも影響することとなる。Yahooは現在の苦境の中でもキャッシュを生み出しているが、それがマイクロソフトへの支払いに充てられることとなる。

この動きに平行して、Yahooの検索および検索マーケティング部門は、マイクロソフトが2008年6月に提案したのと同じ条件でマイクロソフトに売却されることとなるだろう(11月にロンドンタイムズが報じたような事態はあり得ない)。

この買収が成立すれば、買収行動を起こそうとしているエグゼクティブたちがYahooトップの座に座ることになる。彼らがまず行うのは昨年Yahooを去っていった才能ある幹部たちを呼び戻すことだろう。

Yahooは独立企業たる地位を保つことができるが、マイクロソフトと財政面ならびに検索および検索マーケティングプロダクト面で密に繋がることとなる。

この動きは現在マイクロソフトに対する提案段階で、今後は同社の対応次第ということだ。この買収行動が成就するなら、まさにレドモンドの巨人たるマイクロソフトが望んだ通り検索部門限定でYahooを支配下に治めることができるわけだ。

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(翻訳:Maeda, H)