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グラフで見る2008年VCの資金流動性低下状況

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2008年の経済危機は、業務をなんとか継続するベンチャーの出口戦略にも厳しい状況を強いることとなっている。The National Venture Capital Associationは第二四半期に「危機」を宣言したが、第三四半期にも状況はさらに悪化した。今週NCVAは最終四半期のデータを公表したが、予想通り状況は厳しいものとなっている。今期、IPOを実現したベンチャーはなく、M&Aも37件のみだった(第三四半期は78件だった)。NCVAの関与した37件のM&Aのうち、IT関連は30件だった。

1年間を通してみてもIPOは6件(93%減)で、M&Aは260件(27%減)だった。6件のIPOでの総額は$470M(4億7000万ドル)で、2007年の$10.3B(103億ドル)から減少している。これは1979年以降の最低額となった。M&A関連の動きはややましで、$13.9B(139億ドル)となっている(額が公開されているもののみが対象)だが、それでも51%減となっている。

つまり2008年にはIPOという選択肢は完全に閉ざされていたということだ。これは2009年を通して変化しないと思われる。すなわちスタートアップの期待できる唯一の出口戦略はM&Aのみということだ。そしてこの状況は少なくとも2009年の第二四半期まで変化しないものと思われる。

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(翻訳:Maeda, H)