元AutodeskのCarol BartzがYahoo CEOに就任(WSJ)。今後の動向やいかに?

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Wall Street Journalは、前Autodesk CEOのCarol BartzがYahooの新CEO候補であると報じていたが、本日(米国時間1/13)の続報によれば、彼女がこの申し出を受け入れたとのことだ。Yahooに確認のメールを送ってある。60歳になるBartzは確実で熟練したリーダーシップを示すには適任だが、Yahooにてどのように舵を取っていくのかは不明。

Bartzが有能なマネージャーであることは言を俟たない。1992年から2008年までの14年間に渡ってAutodeskを率い、設計者や建築家向けのCADソフトウェアに注力することで、パソコン用ソフトウェアのなんでも屋からの脱却を果たした。ただしAutodeskは古いタイプのソフトウェア企業でもある。ウェブ上で重要なオンライン広告ビジネスに関する経験はほとんどないと言ってよい。またYahooでは、アプリケーションと言えばウェブアプリケーションであり、しかもそれらを無料で提供している。

BartzはYahooの設立者でCEOを退任するジェリー・ヤンの支持者でもある。両名はCiscoの取締役にも名を連ねている。さらに彼女はYahoo社長のSusan DeckerとともにIntelの取締役にも務めている。すなわち彼女はYahooの現任マネージャーたちと近しい関係があるというわけだ(DeckerもCEOの座を狙ってはいたわけだが)。

株主たちはこの決定をどのように受け取るだろうか。BartzがYahooを今後14年に渡って率いていくようには思えない(もちろん可能性はあるが)。あるいは彼女はYahooの体裁を整えて、Yangや取締役陣の対面を保ちつつ、一部ないし全ビジネスを売却するために選ばれたという見方もあるかもしれない。

Update:Yahooのスポークスマンは、この件について「いまのところコメントできない」とのこと。

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(翻訳:Maeda, H)