TweetDeck、エンジェル資金調達へ

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TweetDeckは最近人気が出ているデスクトップからのTwitterアクセス・ツールだが、MediaMemoによると、シード資金提供を専門とするベンチャーキャピタルBetaworksから$500,000(50万ドル)の調達を完了するばかりになっているという。

TweetDeckはイギリスのプログラマーIain Dodsworthが独力で作り上げたサービスだ。Adobe AIRを利用しているので、デスクトップ・アプリケーションはもちろんクロス・プラットフォームだ。昨夏のローンチ以来、すでに25万回ダウンロードされており、現在、毎日12万件のTwitterメッセージが処理されている。

BetaWorksにとってはこれが4件目のTwitter関連の投資となる。これまでに、Summize2008年にTwitterが買収)、TipJoyStockTwitsに投資している。

私自身は依然としてTwhirlのファンだが、現在公開ベータ中のTweetDeckは、多数の友達をフォローしているヘビーユーザーにとって特に便利な機能をいくつか備えている。ユーザーはメッセージをトピックやグループによって分類してそれぞれにカラムを割り当てて表示することができる。これで多数のメッセージが見通しよく読めるようになる。現在出回っているさまざまなライバルからTweetDeckへの乗り換えを促すものがあるとしたら、この優れたUIだろう。Dodsworthは将来、パワーユーザーや企業に有料のプロ版にアップグレードしてもらおうと計画している。

すでにたびたび言ってきたことだが、もう一度繰り返そう。無料でオープンなAPIのおかげで、すでにTwitterというサービスを中心とした巨大なエコシステムが確立している。マイクロブロギングを習慣とするユーザーと彼らを対象にしたアプリケーションも引き続き急増している。(Twitterアプリを探す5つの方法参照)。このエコシステムがTwitterを単独の場合よりもいっそう価値あるものにしているのだ―Twitter自身はまだ収益化に向けてのビジネスモデルをはかばかしく打ち出せずにいるが。(ただし、Twitterもようやくそのために人を雇い始めた)。

そこで大きな疑問はこうだ。もしTwitterがそのメッセージのストリームの利用をライセンスすると決定した場合、Twitter アプリケーションというのはどのくらいの安定性があるのだろう? つまり、皆が同じオープンなリソースを使う以上、誰かがより良いアプリケーションを開発する可能性が常にあるわけだ。

料金が払われているわけでもなく、コミュニティーも別途にある場合、ユーザーがTweetDeck、AlertThingyTwhirlMy Social 24×7Twitterificなどのサービスを将来も継続して利用する強い動機が何かあるだろうか?

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(翻訳:Namekawa, U)