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クラウドストレージサービスのZumodrive、ひと味違う同期システムを搭載

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[CG]「そっとしておいてくれないか」

人々がデスクトップPCや大規模ハードディスク、小さなディスクを備えたラップトップや内部容量の小さなネットブックやモバイル機器などさまざまなデバイスでインターネットにアクセスするようになり、クラウドベースの記憶スペースや同期サービスの重要さが増してきている。オンラインストレージや同期サービスは数多く存在し、MicrosoftのFoldersharedropboxSharpcastなどから、純粋に保管するだけのWualabox.netおよびdrop.io等、選択肢も多い。

Y Combinator発のZecterが提供する、この分野に新たに参入してきたZumodriveは面白い機能を備えている。他の同期サービス同様にZumodoriveはローカルのデバイス上にクラウド上のものと同期するドライブを配置する。但しファイルを繋いでいるすべてのデバイスと同期するのではなく、クラウド上に保存したファイルをローカルなものとして見せかける機能を持つ。ローカルデバイスでそのファイルを開いた際にデータをストリーム配信するのだ。

このサービスを、大量のディスク容量を持つPCで利用している場合には大きな違いはない。しかしラップトップにすら入りきらない音楽データを持っている場合はどうか。Zumodriveを使えばファイルをローカルファイルに見せかけることでアクセスできるようになる(iTunes経由でもアクセスできる)。ディスク容量の限られるネットブックや携帯端末で利用するとき、Zumodriveは天の恵みだ。ハードディスクに容量制限がなくなったかのように扱うことができるわけだ。

もうひとつZumodriveの優れている点は、利用する多くのデバイス間でファイル実際に同期してもくれる点だ。オフライン時にもアクセスしたい大事なファイルがあるならこの方法を用いる。右クリックにて使っているデバイスのローカルファイルとして保管することができる。また、他にもローカルで同期したいファイルの処理機能を用意している。

本サービスは本日(米国時間1/16)プライベートベータとなった。試してみたい場合には1000人分の招待を受け取っている。招待コードに「ireadtc」を入力するか、こちらをクリックして欲しい。

話はこれだけではない。Zumodroiveは間もなくiPhoneアプリケーションを公開予定で、これを使えばiPhoneからもファイルにアクセスできるようになる。もし興味があるのなら、こちらはまだプライベートテスト版だが、事前にZumodriveに登録してからこちらでサインアップできる。

ZecterにはVersionateというプロダクトもある。これはオフィス用ウィキ製品で、本サイトでも2007年7月の記事で最初に扱っている。また1年前にも製品に関する記事を掲載している。この製品に関する作業は開発者がZumodriveの開発に注力しているため現在停止中。ただ将来的には開発が継続されることになるとのこと。

Zecterは合計で$1M(100万ドル)を調達しており、カリフォルニアのサンマテオに拠点を置いている。

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(翻訳:Maeda, H)