Feedburnerには運営をきちんとしてもらわなくては困る

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Feedburnerはウェブサイトのコンテンツの更新をRSSでフィードするサービスの一つだが、ローンチ当初から、あれやこれや不具合について苦情が出ていた。しかし、 Googleが$100M(1億ドル)も出してこの会社を買収したからにはそれらは改善されると思うのが普通だろう。

ところが、状況は良くなるどころか、サービスはさらに信頼性を欠くようになった。Feedburner問題はウェブサイト運営者にとって余計な頭痛の種になっている。Googleにはもともと買収した会社をそのまま放っておく悪癖があるが、それにしてもFeedburnerについては、これだけ時間が経っているのだから、きちんとした運営をしてもらわないと困る。

われわれのようなサイトはコンテンツを広い範囲に流通させるためにRSSフィードに頼っている。主としてRSSフィードを通じてTechCrunchの記事を読んでいる読者は200万近い。これらの読者のほとんどは一度もサイト自体を訪問しない。しかし、そうであっても、フィード購読を登録するという積極的な行為をしたのだから、われわれにとって非常に貴重な読者だ。それに大部分はずっと購読を続けてくれている。

しかし、フィードがきちんと機能しないと、非常に不愉快なことになる。ここ何年も、いちばん頻繁に起きている問題は、記事の配信が遅れることだ。Feedburnerの配信は何分も、あるいはそれ以上に遅れることが珍しくない。緊急速報の場合、これは致命的だ。

RSSフィードの管理にFeedburnerを使う最大の理由は、購読者数や購読傾向などのデータを含め、ユーザー情報のフィードバックが得られるからだ。一部のデータは一般に公開される。たとえばわれわれは前日の登録購読者数を表示するウィジェットを(現在、ページの右下隅に)設置している。通常このウィジェットの示す数字は170万前後だ。ところが今日、見てみるとゼロになっていた。数多くの他のサイトでもこの問題が起きている。(下にTwitterのスクリーンショットを貼っておいた)。

Feedburnerの公式ブログは2008年12月に閉鎖され、ユーザーはその代りにFeedburnerへの広告掲載をテーマにしたブログを読むように言われた。Googleがフィードに広告を掲載して収入が得られるようにしてくれるのは運営者にとってもたいへんけっこうなことには違いない。しかしそれもフィード配信の品質をきちんと維持した上でのことだ。それができなければビジネスモデルは崩壊してしまう。公式ブログの閉鎖は、GoogleがFeedburnerにブログなど必要ない、単に広告を載せるための容器に過ぎないと考えているのではないかと疑わせる。検索サービスについてGoogleが同じような態度をとったらいったいどんな騒ぎになることやら。

Feedburnerには現在知られれている問題というページがあって、このサービスに現在あるバグを公表している。このページを見ると、運営チームは日々のオペレーションを続けていくだけでたくさんの問題を抱えていることがわかる。その上、購読者数がゼロ表示になるという問題は、発生からすでに何日も経っているにもかかわらず、このページに報告されていない。これもまた赤信号だ。

私にとってFeedburnerがダウンするというのは、家の電気を止められるのと同じくらい困る。そうなったが最後、回復するのをじっと待つ以外、代替手段はない。そして直接、間接にありとあらゆる悪影響が生じるのだ。

今後もわれわれにFeedburnerを使ってもらいたいなら、Googleから今後はきちんとした運営をするという保証をしてもらわねばならない。今のところ、Googleにそんなことをする気配はないようだ。Feedburnerチームの諸君は仕事をいっしょうけんめいやっており、顧客のことも気にかけている。しかし、明らかに、きちんとした運営をするには人手ないしその他の資源が不足しているのだ。

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(翻訳:Namekawa, U)