AOLの評価損計上はBebo買収に関わるものだろうか?

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本日(米国時間2/4)朝に発表されたタイム・ワーナーの収益報告によると、第4四半期における営業評価損は$24B(240億ドル)におよび、そのうちAOL分が$2.2B(22億ドル)にのぼる。これにより営業利益は昨年の$2B(20億ドル)の黒字から今四半期の$1.1B(11億ドル)の赤字へと揺れ動くこととなった。

これは買収や投資に意味がなくなった際に行う営業件の消却によるものでもある。たとえばGoogleも最近、AOLに対する$1B(10億ドル)の評価損を計上している。しかしAOLは自社に対する評価損を計上することはできないはずだ(少なくとも私はそう理解している)。つまり22億ドルの評価損は、いずれかの買収ないし投資が無駄に終わったことを認めるものとなる。その買収ないし投資というのは何のことだろうか。

報告では詳細について言及していない。しかし昨年行った最大の買収と言えば$850M(8億5000万ドル)を投じたソーシャルネットワークのBeboの買収だ。買収額が高額に過ぎたのは今や明らかなことだ。ではAOLは現在、Beboの価値をどの程度と見積もっているのだろうか。$200M(2億ドル)だろうか。電話やメールでAOLに尋ねてはみたが、予想通り回答は得られなかった。

AOLが評価損を計上する可能性のある買収は他にもある(CrunchBaseを見るとAOLはこの1年間で88億ドル分の買収を行っている)。ここ数年で行った大きな買収はすべてオンライン広告企業に対するものだ(buy.at、Quigo、Tacoda、Third Screen Media)。これらも現在の価額は下がっているだろう。またAOLは前四半期にXdrive(3000万ドルを投じていた)を含むいくつかのサービスを終了させてもいる。

AOLの広告収入は18%減って今期は$507M(5億700万ドル)となっている(これは第3四半期と同じ)。ダイアルアップ接続サービスの会費である$968M(9億6800万ドル)を含む総収益でみても23%の減益となっている。1年間でみるとAOLの収益は$4.2B(42億ドル)となり、$1B(10億ドル)の減益。ただし年間での広告収入は$2.1B(21億ドル)となり、6%の増収となる。

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(翻訳:Maeda, H)