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Tokyo Meetup報告:日本のクールなスタートアップたち(風変りなのも)

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写真提供:滑川海彦氏(当日の写真はここここにも)

昨日(日本時間2/3)行われたTechCrunch/CrunchGear初の「meetup in Tokyo」は最高だった(TechCrunch Japanは日本有数のブログ)。Peter Haの来日に合わせ、直前のアナウンスだったにもかかわらず100人以上の人たちが集まった。参加者の中にはYahoo Japan、通信大手のKDDINTTOperaMySpace Japan、モバイルSNSのGREEをはじめとする多くの企業の人たちもいた。日本のスーパーブロガー、Danny Chooは、最後までストーム・トゥルーパーのギアを着ていた。

iPhoneアプリの会社の人もたくさんいた。iPhoneマンガ、iPhoneオセロ、iPhone猫カメラにiPhone新聞まで。会場で私に売り込んでくれたウェブサービスとiPhoneアプリの中小ベンチャーの中から一部を紹介する(順不同)。次回のこうしたイベントには必ず2時間以上時間を取れるようにスケジュールしたい。

スタートアップその1:
Genkiiは、iPhoneアプリケーションとバーチャルワールド、ソーシャルメディアプロジェクトなどのデベロッパーで、ワンコインコミックを見せてくれた。
このiPhone用プラットホームは今月公開予定で、多言語対応のインタラクティブまんが「Foxfire」が付いてくる。作家たちが描いたマンガをGenkiiに送ると、編集してワンコインコミックにして公開してもらえる。収益は分配する。

スタートアップその2:
CEOCTOの立薗理彦(たちぞの・まさひこ)氏によると、同社のNatalieは日本のポップミュージックに関するウェブニュースの英語によるメインハブとのこと。類似サイトと異なり、ニュースはすべて東京から直接配信され、1日に数回更新される。現在たちぞの氏は、特に日本国外の配信先を拡大するための戦略的パートナーを探しているところだとも語った。NatalieはFacebookアプリ(英語)でも提供されている。

スタートアップその3:

DigiDockはiPhoneの開発会社で現在Reversi Sisterという実にユニークなリバーシ(オセロとも呼ばれるボードゲーム)をiTunes AppStoreで販売中だ。このゲームはアニメ風のオーディオとグラフィックに満ちていて、非常に楽しめて価格は$2.99(350円)。Reversi Sisterのデモビデオはここで見られる。

スタートアップその4:
MyGengoは、クラウドソースを利用した人力翻訳サービスだ(現在は英語と日本語のみ)。テキストをアップロードするかフォームに貼り付けると、指定した品質に応じた料金が表示され、数時間後に翻訳原稿を受け取れる。CEOのRobert Laing氏は、事前にテスト済みのネイティブスピーカーの翻訳者によるアウトソーシングのネットワークを活用することによってコストダウンをはかっており、ユーザーは翻訳費用を70%低く抑えることが可能だという。

スタートアップその5:
Appliya昨日ソフトバンクモバイル(日本第3位の携帯電話会社)との提携を発表したところで、日本風味付けのiPhoneアプリを世界市場に送り出そうとしている。これまでに26種類のiPhoneアプリを公開している。きのうAppliyaが見せてくれたのはMeow Cam(猫カメラ)。ダウンロード($0.99[115円])してPhoneのキャットボタンを押すと、猫がカメラの方を向いたところを写真に撮れる(ビデオはこちら)。Baby Cam(赤ちゃんカメラ)も同じく$0.99で同じソフトの赤ちゃんバージョン(ビデオあり)。Ghost Camera Lite無料)は、iPhoneで撮った写真に日本流の幽霊が重なって写る。かなりバカバカしくて、ほかにもこの会社のiPhoneアプリカタログにアプリがある .


スタートアップその6:

日本の紙メディア業界はウェブ対応が遅いことで知られている。しかし、Yappaは日本の主要紙のひとつである産経新聞の印刷コンテンツをiPhoneユーザーに無料で配信している。iPhone版は、新聞の発行と同日に入手が可能で、全ページが元のレイアウトで提供される。12月12日の公開以来ダウンロード数は約20万件で、日本のiTunes Storeで最も成功している例のひとつ。私の聞くところでは、日本の保守的な出版業界は、このYappa-産経新聞のコラボレーションを快く思っていないようだ。


日本のイケてるギークグループ

Hacker’s Cafeという11名の面白人間からなるグループの超ギーク数名が、Cyber Star Rallyを見せてくれた。 このCyber Star Rallyは、マウンテンバイクに乗った人たちがGPSを使ってバーチャルな「星」(プレーヤーにしか見えない)を探すという、いわばアウトドアゲーム。拡張現実を活用したこのプロジェクトは奇妙だが、非常にクールでもある(詳しくは下のビデオで)。

Hacker’s Cafeは英語版ブログも作ったので、に大いにおすすめしたい(この走るウェブサーバーみたいな記事を逃がしたくないはず)。

最高に楽しかったし(二次会が終ったのは午前4時)、当初「読者数人と一緒に」ちょっと集まろうかと言っていたこのイベントは大成功だったと思う。ご来場のみなさんには、Peter Haと私ともども深く感謝したい。Arigatou gozaimasu!

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)