Kindle 2に搭載された新機能

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本日(米国時間2/9)、ebookの新版であるKindle 2(写真はしばらく前からネット上のあちこちに出回っていた)を公式に発表した。

全体的に見れば新しいKindleは初代Kindleからあまり変わっていないようにも見える。デザインにも機能にも根本的な変化は見られない。しかし随所に手が加えられて進化の跡を示している。

いったい何が変わったのか。以下で変更点のハイライトを見ていくことにしよう。また、下のレビューに漏れがあるようならコメントでその旨を教えて頂きたい。

  • 新しいKindleは多少軽くなった。 初代Kindleは10.3オンス(約292グラム)で、今回は10.2オンス(約289グラム)になった。
  • それほど醜い機械ではなくなった。 初代機のレトロな外観は姿を消し、(最近世の中で流行している他のモバイル端末同様に)iPhoneの形状に似せてた曲線の多いシンメトリー形状となった。
  • 画面が一層使いやすくなった。 6インチ(15cm少々)の画面高で16階調グレイ表示。20倍 20%素早くページをめくることができるようになった(こちらの実験では違う結果が出ているが、Amazonのアナウンスではそうなっている)。
  • 読み聞かせ機能も結構使える。 Amazonの新しいText-to-Speech機能により、合成音声が三段階の速度で本の内容を読み聞かせてくれる。男女の音声いずれかを選択することができる。
  • 操作性が向上した。 行送りに利用していた本体右側にあった使いにくいスライダーは、5つの機能を持たせたジョイスティックに変更された。またキーボードは、通販で見かけることはあっても購入はしないPC用キーボードのように2つの部分に分かれていたが、これも改善された。
  • 価格の変更はなかった。 新しいKindleも旧版とほぼ同様の価格設定(359ドル)となっている。尚、初代機同様に、この価格には書籍、雑誌等をダウンロードするための月額通信費も含まれている。
  • 本体に保存できる冊数が増えた。 初代機と比較して記憶容量は7倍に増えた。これにより1500冊を持ち運べるようになった。
  • 駆動時間が延びた。 バッテリーの駆動時間は25%向上した。再充電することなく2週間程度使えるようになった。
  • 書籍データのダウンロード速度は変更無し。 Amazonは60秒で書籍等データのダウンロードが行えるとしているが、これは初代機と変更無し。
  • 複数台のKindleで本を読み続けることができる。 そんな使い方をする人がいるのかどうかわからないが、Whispersync bookmarkingという新機能により、読みかけの本の続きを、読みかけのところから別のKindleで読めるようになった。
  • 本体カラーは一色のみ。 白のみ。

以下にKindle関連の情報をいくつか挙げておく。

  • Amazonは本日までに230,000台のKindleを売上げ、売上台数は10%の伸びを示している。情報に混乱があったようだ。原文に寄せられたコメントによると、Amazonの発表は「サイト内にKindle用の書籍が230,000冊分存在し、Kindle用の書籍の購買冊数は全体の10%に上っている」ということらしい。Kindleの販売台数については明言されていない。
  • 新しいKindleの予約が開始され、出荷開始は2月24日。初代機を持っている人は、本日夜までに注文すれば先行して出荷される。また初代Kindleを注文してまだ受け取っていない人の注文は、自動的に新しいKindleの注文に振り返られる。
  • 初代Kindle登場時には90,000冊分のデータが存在したが、今や230,000冊分に増加している。
  • New York Times上の110冊のベストセラー中、103冊がKindle版で用意されている。初代機デビューのときは101冊分だったので多少増えている。
  • Jeff BezosがKindle用の書籍を他のモバイル端末で読めるようにしたいという話をしているが、いつ、どのようにして可能になるのかは明言されていない。尚、この面では既に競合も登場している。
  • 購入したKindle用書籍は初代機と新しいKindleとの間で複製することができる(新しいKindleに買い換える人にとって最も便利な機能ではないかと思う)。Amazonは将来的に電子ブックを携帯電話でも読めるようにした場合、これもKindleとの間で複製できるようにする考えだ。

CrunchGearのKindle関係の記事も参照してみて頂きたい。

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(翻訳:Maeda, H)