Googleがラジオ広告から撤退。得意分野に専念

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Googleは、Google Audio Ads およびAdsense for Audioの両サービスから撤退しGoogle Radio Automationソフトウェアの事業の売却をはかる。この動きは、これもウェブ広告の拡張を試みて失敗した同社の印刷広告の販売停止からひと月もたたないうちの出来事だ。Googleは、ラジオ放送広告から撤退する結果最大40名の従業員をレイオフする可能性がある。この数字をわれわれのレイオフトラッカーに加えた。

これはまた、Googleが2年前、$102M(1億200万ドル)でdMarc Broadcastingを買収した失敗も浮き彫りにした。一連の事業の基盤となった会社だ。dMarcとの契約は、事業が一定のマイルストーンを達成すれば、最大$1.13M(1億1300万ドル)まで増額されるはずだった。しかし、Googleがはっきりと市場シェアを買い取ろうと試みたにもかかわらず、ラジオ局からもその親会社からも、これを本格的事業にするに足りるだけの広告枠を得ることができなかった。

dMarcがGoogleに買われずにいたら自力でもっと進出していたのではないかと思われることだろう。じっさい、Googleの増大する力の脅威が、ラジオ業界の協力を得られなかった原因のひとつであることは間違いない。そしてこの状況では、Googleでさえ赤字プロジェクトに資金を注ぎ込むことはできなかった。結局Googleはさっさと身を引き、オーディオ広告事業はインターネット上のストリーミングオーディオに関わる部分だけを続けることにした。GoogleはよりよいテレビCMを送る夢は追い続けるつもりだと言っているが、果たしてこの点でもGoogleに何らかの進展があるのかどうか定かではない。

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(翻訳:Nob Takahashi)