YouTube、ビデオダウンロードで収益増に期待

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YouTubeは、パートナーがユーザーのダウンロードに課金することを認め、収益化に向けて一歩踏み出した。この「試行」的取り組みでYouTubeのパートナーは、自社のビデオを無料でも有料(価格はパートナーが決める)でもダウンロードさせることができる。支払いにはGoogle Checkoutを使用する。テスト中のビデオのほとんどが現在約$1で販売されている。パートナーはダウンロードしたビデオをユーザーの個人利用の非商用目的に限定するか、クリエイティブ・コモンズの下で使用するかのライセンス形態も決めることができる。

スタンフォード大、デューク大、カリフォルニア大バークレー校をはじめとするYouTubeのパートナー大学も、講義やイベントの無料ダウンロードを試行している。また、一部少数のYouTubeパートナー(YouTubeがブログ記事に名前を挙げたのはkhanacademy、householdhacker、pogobatの3つ)は、収益獲得や配布のためのツールとしてこの試行を利用している。また、今回の取り組みではユーザーがビデオをオフラインでアクセスすることも許している。

YouTubeは革新的サービスだが、非常に費用がかかり利益が上がらない。GoogleがYouTubeを収益に結びつける方法を探していることは誰もが知っており、とりわけこの経済不況の中、Googleは収益源のひとつとして今回の選択肢で誘いをかけているようにみえる。GoogleはこれまでYouTubevertorials検索結果の販売大型コンテンツパートナーによる広告収益など、収益化の方法をいくつか打ち出してきた。Googleは今回の提携によってYouTubeがどれだけ収益をあげるかについて何も表明していないが、何がしかの取り分を得たいと願っているだろうと推測する。YouTubeは、パートナーに対してこのパイロット提携への参加を呼びかけているが、対象は米国パートナーに限られる。

果たしてこれがうまくいくのか。われわれのYouTubeダウンロードツールには膨大なトラフィックがあるので、これがこの新ベンチャーがGeoogleにとって吉とでる可能性を暗示しているのかもしれない。

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(翻訳:Nob Takahashi)