CardPricerは野球カードを売るよりカードに関するデータのほうが儲かると悟る

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スポーツカードの時価を評価するCardPricerはこれまでに何度か変身を遂げ、柔軟性のあるビジネスモデルがスタートアップの世界では必要だと悟った。2005年の創業当時は、高価な逸品だけを扱うオークションサイトだったが、やがて、蒐集品(とくにスポーツカード)の時価評価にニーズと価値があることを知り、オークションを2006年に放棄して、野球カードの時価情報を提供する専門サイトに生まれ変わった。主にEbayの取り引きデータを参考にして時価評価を行うが、今日このサイトには、約500万件の、評価トランザクションとして完了したプライスガイドへのリンクがある。

CardPricerの主な収益源は、サイト上の価格情報そのものだ。このほかこのサイトでは、ユーザが“仮想カードコレクション”というものを作れる。ユーザがカードのコレクションを管理し、すべてのカードの正確な時価を、見やすい格子状の画面で見ることができる。入会費は競合相手のVintagecardprices.comより安いが、Vintagecardprices.comやBeckett Mediaなどの競合サイトはバスケットボールやフットボール、ホッケー、ボクシング、それにスポーツ以外のカードも評価する(CardPricerもその方向への拡張を望んでいる)。それに、Vintagecardprices.comはユーザインタフェイスが派手で、リアルタイムの市場情報や、オークションサイトに「今あなたの欲しいカードが出てますよ」といった情報も教えてくれる。

CardPricerは競合サイトに比べて料金設定が有利だ。6か月45ドルで価格データに無制限でアクセスできる。同社は、ユーザ数と公表している情報の量はどこよりも多いと豪語している。ユーザ数は公表しないが、毎月のトラフィックは40万から50万だと言っている。Quantcastによれば、CardPricerの各月のユニークビジター数は37,000だ。これに対しVintagecardprices.comはほぼ11,500である。野球カードだけなのに、柔軟性で優れるCardPricerには将来のカード評価業界で大きく成功する可能性がありそうだ。

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(翻訳:hiwa)