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SynthaSite、カンタンウェブ作成ソフトで$20Mを追加調達

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ブラウザーベースの簡単なウェブサイト作成ツールは、WWWが主流になって以来市場に出回っているが、未だにこの種のサービスには大きな需要があり、ウェブの発展とともにさらに高まっている。

SynthaSiteは、そんなDIYウェブ/ブログ作成ツール分野のプレーヤーの一人だが、このほど出資者たちから大きな信頼を勝ち取った。同社は、ルクセンブルグのReinet Fundと$20M(2000万ドル)のシリーズBラウンドを完了したことを発表し、この資金を元に有機的かつ選り抜かれた買収による成長のために使う計画だという(同社は昨年12月に、最初の小規模なものとして、Clickpassを買収した)。

実はこの出資者は、2007年11月に$5M(500万ドル)のシリーズAラウンドを行ったときと同じ会社で、当時のColumbus Venture Capitalが最近Reinetへと再編成され、現在Luxembourg & Johannesburg株式市場に上場されており、時価総額は$2B(20億ドル)以上だ。

このスタートアップの評価額については何も語られていないが、共同ファウンダー兼CEOのVinny Lingham (不定期なブロガーでもある)によると、これは決してダウンラウンド[株価が前回を下回る]ではなく、長期的なものであるという。また、同社は好調で登録ユーザー100万人を誇り、グラフも明らかにトラフィックの上昇傾向(Quantcast)を示しているとも言っていた。Competeも同じようなカーブを示している。

SynthaSiteでは、シンプルなウェブサイトをいとも簡単に作ることができるが、それは他の何十とある類似サービスとあまり変わらない(最近開業したDevHubWebJamSampaJimdoWeeblywebmeなど数知れない)。ただ同社のアプリには山ほどのサードパーティーアプリが統合されている(ウィジェット配布用にWidgetBox、写真編集用にPicnik等)。SynthaSiteはMicrosoft Office LiveやGoogle Sitesといった有力サービスとも戦わなくてはならない。大きな資金を調達したこのスタートアップが、この経済状態とますます激化する業界の中で、今の速度で成長を続けられるかどうかは今後の課題だ。

ビジネスモデルはというと、SynthaSiteのサービスには一切広告がなく、(Network Solutionsのアフィリエートとしての)ドメイン名販売だけが収入源だ。今年中にプレミアムサービス(拡張機能や、独自のテンプレート等)を提供する計画だとLinghamは言っている。

戦略的には、SynthaSiteはISPや大手コンピューター企業、インターネット企業などと提携して、共同ブランドソリューションを提供してもらい、同社のユーザーがSynthaSiteに直接支払うことなく、各企業から収益の一部を還元することを考えている。

いい戦略ではあるが、みんなが同じことをやろうとし、またやっていることで、これもまた、SynthaSiteが出資者たちの将来への期待に答えることができるかどうか、判定はまだ下されていない。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)