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Quicken OnlineはMintの好成績を信じられなくて脅迫状を送る

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Intuitは、Quicken Onlineなどお金を管理するためのソフトやサービスで有名なQuickenの親会社だが、競争相手のMint の最近の好成績がどうしても信じられないらしい。信じられないどころか、Mintが主張する1日あたりの新規ユーザ数が3000、ほんの数か月でユーザ総数が60万から85万へ増加、という数字を見てあせった同社は、その、とてもありえないような成績について説明を求める脅迫状を送ろうと決意した。

本誌はIntuitの書簡とMintの返事の両方を入手した(下に埋め込み)。Intuitの書簡には:

“弊社はMint.comが誇大広告に手を染めていると申すつもりはございませんが、短期間のユーザ急増[60万から85万へ]というご主張は気になります。そのため、御社が上記の主張をされるにあたって依拠された「立証文書」と物理的な証拠を弊社にご提供いただきたいと存じます。…2009年2月6日までに、お願いいたします。”

ご覧のようにこの書簡は、Intuitは”Mint.comが誇大広告に手を染めているとほのめかすものではない”と言っている。この書簡の目的は、まさしくそれだけなのにね。

Intuitが気にしているのはMintのめざましい成長率だけでなく、“ユーザ”の定義がうちと違うのではないかという点だ。Mintの返事は、メールアドレスとZipコードとパスワードを入力した人は誰でもユーザであり、自分の銀行口座をMintのユーザ名にリンクしているかどうかは問わない、と言っている。だからこの数字は当然、実際にMintを日常的に使ってる人の数ではない。でも、Webの世界で“ユーザ”というと、Mintのような定義がむしろふつうだ。第三者からのチェックとしては、Comscoreは全世界で41万6千というユニークビジター数を数えており、しかも急速に成長している(下のグラフを見て)。

とはいえ、Mintの“ユーザ”の定義はぼくも少々気になる。会員になりたくてメールアドレスやらなにやらを入力したあと、銀行口座の情報も入力しなければならないと知って、この乗りかけた船から飛び降りてしまう人がけっこう多いのではないか。でもCEOのAaron Patzerによれば、93万4千の登録ユーザの70%以上にあたる約68万人が、少なくとも一つの銀行口座をMintにリンクしている。いろんな金融機関を含めて5ないし6口座という人が、いちばん多い。いや、ぼくも、実際にこんなに多いとは思わなかった。Mintを訪れる人のほとんどが、口座の情報を入力する意思を持っているのだね。Patzerはさらに、銀行口座をMintにリンクしていないユーザは利用する機能も少ないが、Mintのパートナーからの正規のサービスを平等に利用できるとも言った。

Mintはユーザの数を、もっと公明正大に発表できただろうか? たぶんできただろうが、でもMintが使ったユーザの定義とその数え方は、Webの世界では当たり前のやり方だ。Quickenの脅迫は、余計なお世話だ。要するにモンダイは、Mintの成長があまりに急速だったこと(今の経済状況、それにもうすぐ税金の季節だから、あっという間に100万を超えてしまうだろう)。そして競合他社がその急速な成長を文字通り信じられなかったことだ。でも、どんなスタートアップにとっても、こんな脅迫は勲章だね。

以下が二つの書簡だ:


mintpdf1Free Legal Forms

mintpdf2Free Legal Forms

[原文へ]

(翻訳:hiwa)