Facebook Photos、混戦から抜け出す

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Facebookで突出したアプリケーションを一つあげるなら、それは写真だろう。この機能だけでウェブ最大の写真サイトだ。Facebookの全世界月間訪問者の69%が、写真を見るかアップロードしている(comScoreデータによる)。そして100億枚以上の写真が同サイトにこれまでアップロードされている。

しかもライバルたちを引き離しつつある。上のcomScoreのグラフにあるように、つい昨年9月には、米国の3大写真サイトが僅差で争っており、Facebook Photosが2390万ユニーク訪問者、次点のPhotobucketが2130万、Flickrが1950万だった。しかし1月、Facebook Photosの米国月間ユニーク訪問者数は41%跳ね上がって3360万になった。一方Photobucketはわずか7%増の2280万、Flickrは12%増の2190万だった。(Picasaが大きく離れた米国内第4位で810万)。

つまりFacebookは直近のライバル(米国ではPhotobucket)との差を、260万月間ユニーク訪問者から、1080万に広げたことになる。全世界ベースでも、Facebook PhotosとFlickr(世界では第2位で、米国内でもまもなくPhotobucketを追い越す模様)の差は、9月の4120万ユニーク訪問者数から、12月には8700万になっている(12月が最新、下のグラフ参照)。

Facebookの写真部門にはどんな利点があるのだろうか。最大の要因は、世界最大ネットワークの標準写真機能であるというだけのことだ。そしてFacebookが享受するあらゆるバイラルループの中でも、写真アプリに内在するバイラルループは最大だろう。友人が写真にあなたの名前のタグを付けると必ずメールが送られてくる。この機能ひとつによって、写真にタグ付けして整理するという孤独な作業が、以前の行動を通じて人々を直接かつビジュアルに結びつける強力なコミュニケーション手段へと変わってしまった。、個人メッセージやその他どんなメッセージよりも、こうした写真の通知をみてFacebookに飛んでいく割合が高かったとしても不思議はない。

しかし、タグ付機能はFacebook Photosにずっと以前からある。いったい何が9月からの成長を加速させたのか。それがFacebookのデザイン変更が実施され、全メンバーの個人トップページにフォト機能のタブが追加された時だった。

(上のグラフは、1月までの米国内訪問者数。下のグラフは12月までの全世界ユニーク訪問者数を表し、12月はFacebook Photoが1億5330万、Flickrが6670万、Picasaが4550万、Photobucketが4270万)。

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(翻訳:Nob Takahashi)