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New York Times、地域版ブログのネットワークを月曜にもローンチへ(確認ずみ)

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ブルックリン地域のブログについてのこの記事が本当なら、NY Timesは地域ブログのネットワークの実験プロジェクトを来週の月曜日に開始する。記事にはこうある。

ブロガー諸君、注目! New York Timesがわれわれの縄張りにやってくる。来週、月曜の昼頃から、NY Timesは地域ブログの実験プロジェクトをスタートさせる。対象地域の一つは、われわれの地元、Fort GreeneとClinton Hillだ。(他のサイトはMillburn、Maplewood、ニュージャージーのSouth Orangeをカバーする)。われわれのところに転送されてきたメールによると、ブログのテーマはカルチャー・イベント、バーやレストランの開店、不動産、ファッション、健康、社会問題、その他ブルックリンのSoHo地区に関係あるものならなんでもよい。

このブログ記事によると、2つの地域をそれぞれNY Timesの記者が担当し、NYTからの記事を配信する一方、市民ジャーナリストからの記事(つまり地元住民による無給の寄稿)も一部掲載する。コンテンツには短いビデオクリップから結婚式の案内までありとあらゆる内容が含まれる。またこのネットワークでは地図とマッシュアップした不動産広告が掲載される。物件はそれぞれNYT本紙の不動産欄にリンクする。

アップデート: NYTのデジタル・プロジェクト担当編集長、Jim Schachterが以下のようにコメントを寄せてこの情報を確認した。

われわれは電話営業とセルフサービス出稿の両方で地元ビジネスから広告を集める計画だ。われわれの記者が1人ずつフルタイムで2つの地域をカバーする2つのサイトの編集にあたる。当然これには相当の経費がかかる。単独で利益の出るプロジェクトではない。われわれはこのような試みから実際にどういう結果が出るかに興味がある。新しい形のジャーナリズム、テクノロジー、広告の統合ができるか? われわれが直接かかわらなくてもそのようなモデルが維持できるだろうか? コンテンツの品質を維持するためにわれわれの介入はどの程度まで必要とされるだろうか? 地域のビジネスは金を払おうとするだろうか? それによってわれわれと外部のブロガーが折半できるような収入が生み出されるだろうか? われわれはこの地域の読者の考えを知りたいと思っている。

New York Timesとブログの関係は長い。NYT自身に大量のブログが掲載されている。また2007年に買収したBlogRunnerを活用しているし、 有力ブログプラットフォームのWordPressやブログ広告ネットワークのFederated Media Publishingへの出資者の1社でもある。また最近は意欲的にAPIを公開している。

こういった点は立派ではあるが、現在のところ、インターネット広告の訪問者も売り上げも減少中だ。地域ブログの強化でこの傾向に歯止めをかけることができるだろうか? Sarah Lacyならこの点についていろいろ意見があるだろう。Sarahは最近のBusinessWeekのコラムで地域広告マーケットの減速について書いている。

(Jonathan Butlerに感謝)

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)