“クラウドは第2のドットコムだ” (TCクラウドコンピューティング会議のビデオ・ハイライト)

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Embedrでスマートなウィジェットを作ってビデオプレイリストをエンベッドしよう

金曜日にわれわれが主催したクラウドコンピューティングに関するイベントでCharles River Venturesのパートナー、George Zacharyが「クラウドは第2のドットコムだ」と述べた。Zacharyはスタートアップの新しいサービスのデモの審査員の1人だったが、彼の発言は良くも悪くも現在のクラウド・ブームの真実を突いているような気がする。クラウドコンピューティングという言葉は、あまりに幅広く使われて、今やウェブ・スタートアップのほとんどすべてがそう自称するまでになっており、新たな「なにもかもいっしょくたに投げ込めるカテゴリー」となる危険に直面している。しかし、そこに重要な実態が存在することも確かだ。Amazon、Salesforce、Google、Microsoftはもちろん、Facebookでさえスタートアップのデベロッパーがアプリケーションを開発するクラウド・プラットフォームとして優位に立つことを望んでいる。

しかもわれわれはすでにこういったプラットフォームなしでは開発が困難だったはずの強力なクラウドベースのアプリケーションをいくつも目にしている。たとえば、われわれのデモ・セッションで、Veodiaはノートパソコンのカメラから(録画してからアップロードするのではなく)直接クラウドに録画するアプリケーションを示した。FathomDBはクラウド上でリレーショナル・データベースを管理するサービス発表した。(AmazonのEC2を利用)。Diomede Storageがデモしたのは、ひとひねりしたクラウド・サービスだった。ユーザーがそれぞれのファイルの電力消費量をモニタし、コントロールできるオンライン・ストレージ・サービスだ。

デモの後で行われたパネルディスカッションのハイライトを4部に分けて下にエンベッドした。最初のビデオではSalesforceのCEO、Marc Benioffが「われわれはコンピューティングの根本的なパラダイムシフトの入り口に立っている」と述べた。彼はクラウドをSaaS(software-as-a-service)であると同時に PaaS(platform-as-a-service)だと定義した。(パネリストの属する会社のほとんどもプラットフォーム化を狙っているものと思われる)。

2番目のビデオでは、AmazonのCTO、Werner VogelsがAmazonがそもそもなぜクラウドコンピューティング参入したか、その理由を説明している。またVogelsはクラウドコンピューティング全般にも触れ、「まだ始ったばかりだ」と強調した。“われわれはエンタープライズ向けのアプリが、一般ユーザー向けのウェブアプリにますます似てくる傾向について議論した。この原因の一つは、両者ともに同一のクラウド・アーキテクチャーの上で開発されるようになったからかもしれない。しかし3番目のビデオでGoogleのVic Gundotraはエンタープライズ・アプリがコンシューマ・アプリを真似る傾向は少しも新しいものではないと異を唱えている。

最後のビデオで、NingのCEO、Gina Bianchiniはクラウドでのビデオの重要性を説き、FriendFeedの共同ファウンダーPaulBuchheitは「一般ユーザーはデータやアプリケーションがどこに保管されているかなどは気にしない。しかし異なるクラウド・プラットフォーム上で作られたアプリケーションであってもシームレスに協調動作できなくてはならない」と強調した。(ちなみに、ビデオに私自身がときおり映るのは、ニューヨークからテレビ会議で参加していたためだ)。

ハイライトの各部を再生するには、ウィジェット下部のプレイリストをクリックすればよい。さらに詳しくはこちらで3時間のイベントの全部の録画が見られる

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(翻訳:Namekawa, U)