Socialtext、Twitter風の「Signals」と、AIR版デスクトップアプリケーションを発表

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情報配信が注目される中、Socialtextが企業向けのwiki/workspaceサービスにTwitter風のメッセージサービスを加えた。この新機能はSocialtext Signalsと名付けられ、Socialtextダッシュボード内のウィジェットとしても、Adobe AIRで開発されたスタンドアロンのデスクトップアプリケーションとしても使うことができる。

Socialtext Signalsは、簡単に言えば企業向けTwitterだ。Yammerと同様のコンセプトを持つ。企業内の従業員が、競合他社の社員や企業外の人にのぞき見されることなく、互いに短いメッセージのやり取りを行うことができる。メッセージはフォローを行っている社員にのみ伝えられる。社員同士で140文字のメッセージを送る(これをsignalと呼ぶ)だけでなく、activityと名付けられたタブも表示される。ここにはフォローしている人がSocialtext内でwikiのページを作成したり、ブログ記事を投稿したり、あるいはコメントをしたりということを行うたびにメッセージが表示される。

このSocialtextに備えられたactivityにおける情報配信は、本プロダクトの特徴的な部分だと言える。またこの機能がまさに社員に本プロダクトを使って貰う仕掛けともなる。過去に作成ないし編集したページを誰かが集成すれば、それがactivityに表示される。あるプロジェクトについてエンジニアリング部門の誰かが定期的にアップデートを行えば、他の人が自分の仕事に取りかかるリマインダとしても機能する。尚、Yammerとは異なり、Signalsにはサブグループを作ったり、ファイルをアップロードする機能はない。但しSocialtext内にワークグループを作ったり、wiki内でアップロードしたファイルに直接リンクすることはできる。送信されるメッセージ(signal)で、これらを横断的に把握することができる。尚、モバイル版も提供されておらず、こちらの方がYammerと比較した際の重大な欠点ということになるかもしれない。

Socialtextは5,000の企業でコラボレーションツールとして利用されている(利用料はひとりあたり月額15ドル)。メッセージのやり取りを行ったり、アプリケーションがデスクトップ版で用意されていることは、導入企業での利用頻度を高めることに繋がるだろう。情報がactivity欄で更新されるのは、プロジェクトの進行を円滑にし、また管理も行いやすくなる。Signalsは、従業員が立ち止まって話をする給湯室のようなものとしても機能し得る。YammerやWIzeHiveのようにメッセージサービスに機能を絞ったものがあれば、Socialtextの他の機能(ワークスペースやダッシュボードなど)を必要としない企業でも受け入れられるかもしれない。

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(翻訳:Maeda, H)