食通は全員集合:Y Combinator発のFoodoroがオンライン産直市場を開始

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Y Combinator出身のスタートアップで本日(米国時間3/10)開業するFoodoroは、グルメ志向食品のオンライン市場だ。Foodoroでは、食品分野の伸び頭で2008年に$15B(150億ドル)を売ったといわれるグルメ食品市場に乗じて、収益を上げたいと考えているという。同サイトでは、食通たちが、ゴマスパイス入りチョコレートや、Mountain Jasmine Green Pearl Teaなどを自分や、友人、家族宛に送ることができる。ここでは、カリフォルニアのチーズメーカーやネブラスカの野牛牧場からフイリピンで裁培された米まで、全国54の製造業者から集めた非常に見つけにくいさまざまな食料品を扱っている。

Foodoroのコンセプトは、昨年われわれが紹介したTechStarsのスタートアップ、Foodzieにかなり似ている。Foodzieと同じく、Foodoroも、グルメ食品製造者のためのオンラインハブを目指し、そんな製造者たちが自分たちのサイトや専門食料品店だけで売っているよりも多くの食通ユーザーに露出させようとしている。Foodoroは、取引毎に15%の手数料を取っているが、Foodzieの手数料は20%だ。両社ともに、配送は各ベンダーに任せており、マーケットプレイスとして取引処理に専念している。これは、Eコマースに不慣れな製造者にとっては有難い。

しかし、Foodoroはちょっとシャレたやり方で、その小さな食品ベンダーたちが自サイトにEコマースを導入するのを手助けしている。Foodoroは、ベンダーにEコマースウィジェットを提供しており、それを各社のサイトに埋め込むことによって、顧客が簡単に商品を買えるようになる。また、Foodoroでは(Amazonのような)アフィリエートプログラムを実装して、食品ブログコミュニティーも引き込もうとしている。ブロガーは、Foodoroに紹介したトラフィックに応じて歩合を受け取る(ブロガーは、記事に書いた商品のウィジェットを貼り付けることもできる)。

サイトでは、食品ブロガーによるレビューや商品写真などのコンテンツも、そのブロガーのサイトへのリンクと共に発信する。

Foodoroは、配送方法にさまざまな選択肢があり、UPS、FedEx、USPOの中から選べる(Foodzieの配送方法はFedExのみ)。いずれにしても、食料品の送料は高くなりがちで、商品自体の同じかもっと高くなることもある。例えば、アワビのステーキ(価格は$20)4枚を、オーバーナイト便で送ると$32.11かかる。この製造者は、オーバーナイトで送るか、2日等にするかを選ぶよう配送要件を設定している。

現在の経済状態を踏まえると、消費者の多くが高級な高額食料品にお金を費やすことをためらうだろうと思いがちだ。Foodoroのファウンダーの一人であるJay Moonによると、同社に経済不況に対する免疫はないが、近頃益々人気の高まっている食品ギフト市場で大きく利益を上げたいと考えているという。

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(翻訳:Nob Takahashi)