Law 2.0:JD Supraが法的文書を開放する

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スタートアップ企業のJD Supra は、ユーザー生成コンテンツと法曹界を合体させようとしている。法律家のAviva Cuylerが設立し、昨年開業したこのサイトでは、弁護士や法律事務所、法曹関係者などが法的文書をネットで公開することができる。同サイトのLinkedIn風のプロフィールによって提供者の功績が記される。利用は無料で誰でもデータベース、メモ、法廷書類、契約書等を検索できる。

同サイトは、法律家が熱心なコンテンツ作者であり、そのコンテンツをアップロードしてインデックスして無料で共有できる集約場所があるべきだ、という発想に拠って立つものだ。消費者はこの検索エンジンを、弁護士や関連判例を探すのに使うことができ、弁護士はデータベースを裁判や契約の調査資料として使える。検索結果は管轄区域、文書の種類、提供者、題目によってフィルターできる。

Cuylerによると、現在同サイトには、企業の弁護士からリーガルマーケティング専門家まで1000人近い法曹関係の情報提供者がいるという。また、The Cato Institute、Mintz Levin、The Electronic Frontier Foundationなどをはじめとする、著名な法律事務所や企業も数多く寄与している。同サイトには、海外の寄稿者も関心を寄せ始めている。

JD Supraには、Facebookアプリケーションまであり、弁護士や専門家たちがJD Supraの法律文書やプロフィールをFacebookページ上で共有することができる。プロフィールページのボックスも、プロフィールの「wall[掲示板]」や「info[基本データ]」タブに追加された「docs」タブも使える。私は弁護士ではないが、Facebookのようなソーシャルネットワークで法的文書を共有することには抵抗がある。良いアイディアではあるが、どちらかというとLinkedInで扱うタイプの情報に思える。

間違いなくJD Supraは、法律関係コンテンツを法律の専門家と結びつけるための画期的な方法だ。有料サービスでは、WestLawやLexis Nexisなどの法律関係コンテンツを提供するものがあるが、JD Supraのように、そのコンテンツを元々作った専門家に容易に接触することはできない。


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(翻訳:Nob Takahashi)