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Facebookのデベロッパたちは公認アプリ制度をめぐっていらいらそわそわ

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Facebookが2008年の夏に発表したVerified Apps〔仮訳:Facebook公認アプリケーション〕という制度は、信用できるアプリケーションデベロッパをその他大勢から区別する仕組みだ。でもこの制度はまだ実際に発足していないし、遅れも相当長くなり、しかもFacebookからは一言もないから、この制度に登録申請をしたデベロッパたちの中には、落ち着かない気持ちの人もいる。

制度の詳細は11月に発表された。デベロッパの登録料は375ドルで、しかも毎年この額を払わなければならない。ぼくはそれを冥加金(みかじめ料)と呼んだ。

しかしそれはさておき、この制度はデベロッパにとってはとても人気があるようだ。Facebookは受理した申請者数を公表しないが、同社の最初の皮算ではFacebook Platform上の5万強のサードパーティアプリケーションの少なくとも10%は「公認」になるはずだった。

Facebookは最初、制度の発足は2009年の初めと言っていたし、今もまだ“初め”と言っていい時期だろう。でも一部のアプリケーションデベロッパたちは、Facebookは登録料は取ったけどその後音沙汰なしで、今後何がどうなるのかという連絡もない、と言っている。Facebook Forumのページに、こんなコメントがある:

もう何か月も音沙汰なしですよ。いつごろ、何が、どうなるのですか?

検査チームとの連絡はまったくできないようです。メールも送れないようだし、ぼくの申請を審査している人の名前や電話も分かりません。匿名で無署名のメールは来ますが、こっちから送ったメールはブラックホールに消えてしまったり、1週間も経って配達不能のメッセージが来たりします。電話をする日時を(メールで)連絡するという約束はありましたが、メールができないのだからそれは不可能です。メールの到着に1週間もかかるのなら、1週間以内の連絡なんてできませんね! かなりのお金を払ったのに、まだ制度の恩恵を受けられないなんて…。

375ドルも払って、何ももらえないなんて、あり? しかもアプリケーションを審査した人がぼくに示唆した変更は、御社のプラットホームポリシーの人が言ったことのまるっきり逆ですから、ぼくはその変更を実装せずに、メールでいくつか質問をしたんですよ。それに対して、ぜんぜん返事をもらえないなんて。それに、1ドルしか払ってなくても公認になる人がいるのに、ぼくみたいに375ドルも払ってメールの返事すらもらえない人がいるのは、なぜなの?

Facebookのだれかが、こんなふうに答えている:

Application Verification制度へのフィードバックをありがとうございます。全項目を完全に記入した詳細申請書類を提出された方には、最初の時点で少なくとも一度は、弊社からご連絡を差し上げたはずです。そのチャネルからなら、どんなご質問でも承ることができます。

現状に関しましては、私どもは二つのことに取り組んでおります。ひとつは、公認のための審査を完全に行い、信頼性の高いアプリケーションを認定し、良好なユーザ経験を保証することです。そして第二に、公認制度がもたらすべき総合的な利益を開発および試験し、信頼性の高いアプリケーションがFacebook上で露出されるという私どもの目標の、確実な実現を目指すことです。

これについてFacebookに質問のメールを送ったが、返事はまだ来ない。でもぼくの推測では、申請数が多すぎることが遅れの原因だろう。Facebookは今いろんな部署で大量の新製品を作っているが、それらの新製品についても、公約した締め切り日に間に合わないのがほとんどだ。Facebookは、遅れることで有名なサイトになりつつある。

でも、上のコメントでも分かるように、デベロッパたちは沈黙以外の何かを求めているのだ。彼らは、お金を払ったんだからね。Facebookは初めから、登録料は制度を運用する費用に充てるだけと言っている。ぼくはそれを完全には信用しないが、いずれにしてもこの「Facebook公認アプリケーション」という制度は、最初に想定していたのよりもずっと大きな厄介者のようだ。

[原文へ]

(翻訳:hiwa)