Kutiman

Kutiman版「ビデオスターの悲劇」

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KkutimanKutimanを知らない人は、今ウェブで生まれつつある最新の音楽センセーションの話題に1週間遅れている。Ophir Kutiel、別名Kutimanは、イスラエルのミュージシャン兼プロデューサーで、Thru Youというタイトルのプロジェクトを7日前にリリースした。以来、このビデオは100万回以上再生され、ブロゴスフィアでもTwitterでも活発に語られている。

プロジェクトは7本の音楽トラックとビデオからなり、すべてYouTubeにあるビデオ素材だけから作られている。Kutimanは寝室で3ヵ月を費して、100本以上のビデオを切り貼りし、歌い手や楽器、ギター、ピアノ、ドラム、ハープからシンセサイザー、ブズーキ、はてはレジの音までサンプリングした。

出来あがった7本の作品のジャンルは、R&B、ファンク&レゲーからジャングル、アフロ、ジャズに至り、実に魅力的だ。このプロジェクト自体がDJ ShadowのEndtroducing…..を彷彿とさせる。他のアルバムからのサンプリングだけで作られた才気にあふれ大きな影響を与えたアルバムだ(ここで聞くことができる)。

画期的な音楽クリエーションという側面以外に、この話題はソーシャルメディアの観点からも興味深い。100万ビュー以上という結果やウェブサイトのクラッシュ、相当なざわめきを生んだこの雪ダルマ式効果は、プロジェクトに関わった3名の人物によって始められた。まず、計20名の人たちのメールを送るところから始まった。ビュー回数ゼロから100万超えまでを、宣伝費も悪事もSEOもなしに7日以内で達成した。Kutiman関係者は、この大部分がTwitterでのクチコミによるものだと考えている。それが本当なら、KutimanはTwitterから生まれた最初のミュージックスターということになる。今後も、ほかのミュージシャンがTwitterを活用するようになることは間違いない。

Kutimanの作品をいくつか貼っておいた。

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(翻訳:Nob Takahashi)