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ソーシャルな投資サイトKaChingがAPIをデベロッパたちに公開

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巨大メディアのデジタル部門は死んだ

ソーシャルな投資サイトkaChingが投資データのAPIを一般公開し、一般人や投資家たちがこのプラットホームをベースとするアプリケーションを作れるようになった。 kaChingはFacebook上にも好評な投資アプリケーションを提供しているが、ユーザに仮想ポートフォリオを作らせ、それをめぐってSNS的な会話を紡いでいく。kaChingの会員は、投資成績の良い‘マネージャ’から投資のコツなどを聞くことができる。近く加わる新機能では、マネージャになった会員がほかの会員に投資アドバイスを売ることができる(kaChがそこからマージンを取る)。この投資プラットホームには現在、仮想的な投資を行う1500名の投資家がおり、資金的にはMarc Andreessenなどシリコンバレーの有名人たちに支えられている。

kaChingのAPIを使って得られるデータは、実時間価格、ポートフォリオへのアクセス、ウォッチリスト、パフォーマンスの履歴、売買の履歴、調査研究用ページ(アンケートなど)、優秀な投資家たちの所見などだ。これは、このAPIを使ってすでに作られたアプリケーションのリストだ。このAPIで作れそうなアプリケーションは、iPhoneアプリ、ウィジェット、kaChingの上のフレンドたちのパフォーマンスチャート、ユーザの保有株とパフォーマンスのPDFによるリポートなどだ。

CEOのDan Carrollによれば、同サイトは今後、デベロッパたちが作った機能を積極的に取り入れていく。それによってサイトはさらに強力になり、マネージャたちは仮想投資だけでなく本物の投資もできるようになるだろう。kaChing はさらに、クラウド型の金融サービスXigniteと提携して金融データを無料でユーザに提供している。最近はSECの登録投資アドバイザーとしてのお墨付きをもらい、ミューチャルファンドを手がけてもよいことになった(ミューチャルファンドマネージャの定義がネット上にまで拡大)。昨年は市場の変動が激しかったが、CarrollによればkaChingの上の仮想投資家たちの2008年の成績は、利益を上げた本物のミューチャルファンドマネージャよりも良かったそうだ。ただしもちろん、本物のお金は動いていないから、誰も損はしていない。

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(翻訳:hiwa)