AdMobのiPhone App Exchangeでアプリケーションの広告の相互乗り入れが実現

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iPhoneのアプリケーションは今すでに2万を超えており、デベロッパにとって、自分の作品を知ってもらうことがますます難しくなっている。iTunes Storeのトップアプリケーションリストには、ただ単純に大量の名前が並んでいるだけだ。どれが最近の新しいアプリかも、よく分からない。でも、アプリケーションがお互いにほかのアプリケーションを宣伝したら、どうなるだろう? たとえばFacebookで行われているように。

iPhone上の最大のモバイル広告ネットワークを自称し、1000本あまりのアプリケーション上の広告を扱っているAdMobが、このネットワークに乗っている全デベロッパを対象に今月末、iPhone App Exchange〔仮訳:iPhoneアプリケーション交流センター〕なるものを立ち上げる。AdMobは現在、720万台のiPhoneに広告を配信している。その気のあるデベロッパは、自分の広告枠の一部をほかのアプリケーションの宣伝用に提供する。見返りにそのデベロッパのアプリケーションが、このネットワーク上のほかのアプリケーションで宣伝される。広告枠の提供を有料にするか無料にするかを、デベロッパは自分のAdMobアカウントに対し設定する。

AdMobには自分のネットワーク上のどのアプリケーションを誰がダウンロードしたか分かるから、消費者が自分がすでに持っているアプリの広告を見せられることはない。AdMobはダウンロード後の使われ方を追跡し、“インストーリネス(instaliness)”という測度を考案した…それは変換と使用を合わせたような意味だ。アプリケーションのインストーリネスは、その広告がiPhone App Exchangeから何回配信されたかを表す。”配信の少ないアプリケーションは良くないアプリだ”、とCEOのOmar Hamouiは言う。

彼はiPhone App Exchangeによって、AdMobのモバイル広告ネットワークとしてのトップの座を不動のものにしたいと願っている。これによって同社は、単純に広告を売るだけの会社でなく、アプリケーションの配布プラットホームにもなるからだ。ただし、広告収入が得られなければ、どれだけ広範囲にアプリケーションを配布しても意味がない。

なお、AdMobの広告の20%がiPhoneに配信されているが、HamouiはiPhoneだけが対象とは考えていない。AdMobがAndroidへの広告配信を開始してまもなくの2月には、4800万の広告リクエストを扱った。昨年の8月にiPhoneへの広告配信を開始した最初の1か月で扱ったのは、5000万件の広告リクエストだった。

今から1年後には、iPhoneのアプリケーションがAndroidのアプリケーション上で宣伝されたりするのだろうか?

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(翻訳:hiwa)