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JotNotが、iPhoneのカメラを文書スキャナーにする

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誰でも携帯カメラで黒板のメモや落書き、書類などを撮ろうとしたことがあると思うが、大ていは画質の悪さや遠近の歪みで、まともに読むことができない。JotNot(iTunesリンク)は、AppleのApp Storeで公開されたばかりのちょっとイイ新アプリケーションで、iPhoneで撮った書類を高度なフィルターに通すことによって、ずっと読みやすくするというもの。このアプリはApp Storeで$3.99(日本では450円)で入手可能だが、promo@jotnot.com宛にリクエストしたTechCrunch読者先着10名には、無料でダウンロードできるアクセスコードがプレゼントされる。

アプリケーションの使い方は簡単だ。まず、ホワイトボードやレシート書類などの写真を撮って保存する(以前撮影した写真をインポートすることもできる)。アプリケーションに青いボックスと角マーカーが4つ表れるので、マーカーをドラッグして対象とする書類の四隈に合わせる。30秒ほどかけて画像が処理され、照明や色、遠近まで不具合があれば修正される(角度をつけて書類の写真を撮った場合でも、最終画像は正面から撮ったようにみえる)。

同じようなことをするウェブベースのサービスには、QipitScanrほか多数あるが、企業の中には、社内資料や秘密資料をサードパーティーのウェブサイトにアップロードすることに抵抗を感じるところもある。JotNotの画像処理はすべてiPhone上で行われるので、その問題がない。

私がアプリをテストしたところでは、論文やメモから少々しわの寄ったレシートまで、特に問題なく処理できた。ただし、こうして文書を画像ファイルに変換することに関してはすばらしいのだが、重大と思われる問題が残っている。この画像を検索可能なデジタル文書に変える方法がないのだ。これは、先に述べたウェブベースのサービスでは提供されている。JotNotは、いずれは光学文字認識(写真をデジタルテキスト文書に変換する)を導入する計画だが、開発はまだ初期段階にあるようだ。ともあれ、このアプリケーションは、書類を写真に撮り、間違いなくなくさないようにするという目的には完壁なので、私は結構頻繁に使うことになりそうだ。

Androidユーザーはベータ版を試すことができる。ただし、このバージョンはファイルをJotNotのサーバーに送り込むため、ウェブベースのサービスと同じプライバシー問題が起きる可能性がある。また、JotNotがお気に召さなければ、iPhone用にWhiteboard Captureという同じようなアプリがある。

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(翻訳:Nob Takahashi)