Apple、iPhone有償アプリに新しい道、重要新機能追加、アプリ8億ダウンロード達成

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iPhoneアプリは8億回以上ダウンロードされ、iTunesストアには今や2万5000種類以上のアプリがある。Appleが、次期バージョンiPhone OSの新機能について、その詳細をライブ進行中のプレスカンファレンスで発表している。新OS、iPhone 3.0は1000種類のAPIをサポートする。Appleは有償アプリに格別な愛情を注いでいるようで、定期購読、バーチャルグッズ、アプリ中での追加コンテンツなど新しいレベルの販売方法が可能になる。

新APIでは、Bluetoothを使ったピアツーピア・アプリケーションがサポートされ、これは対戦ゲーム待望の機能。マップをアプリに直接埋め込めるようになり、アプリがFMトランスミッターや血圧モニターなどのアクセサリーと直接通信できるようになった。ただしAppleは、バックグラウンド動作は解禁していない。これは同時に複数のアプリを実行できるもので、Android等の他機種ではすで当たり前になっている。Appleは、電池を消費しすぎるからだと言っている。

さらにAppleは、プッシュ通知APIをデベロッパーに開放する。これでアプリがメールやIM等のメッセージングサービスを組み込むことが可能になる。一例としてMeeboがこの新APIを使って専用のiPhoneアプリを作り、ステージ上でデモしていた。アプリがようやくiPhone上でiTunesミュージックライブラリにアクセスできるようになった。(遅すぎ)。また、将来はストリーミングビデオを扱えるようになる。

そして、恐らく最も期待されていた機能を終り近くまで残していた(当然)。カット&ペーストだ。単語をダブルタップしてハイライトさせ、その縁をドラッグして領域をハイライトさせる。[iPhoneを]振れば「アンドゥー」ボタンが出る。ようやく。何がそんなに難しかったか。

もう一つ待望の機能が、ランドスケープ(横位置)のサポート(iPhoneを横に倒すと画面が横位置になる)。メールを含め、あらゆるアプリでできるようになった。メールがMMSもサポートする。いずれも基本的なことに過ぎないので念のため。

Androidにヒントを得て、Appleがついに全アプリに検索機能を付加する。つまり、2年を経てメールが検索できるようになったことを、まるでプレゼントのように思えるわけだ。ただし、メールだけではない。AppleはiPhoneにSpotlightを追加する。カレンダー、メモ、iTunesライブラリーまで、一箇所からあらゆるアプリを横断検索できる。

iPhone 3.0 SDKが本日(米国時間3/17)からデベロッパー向けに公開される。CrunchGearに、発表の全要約がある。

プレスカンファレンスで発表されたデータを一部紹介する。

  • iTunes StoreにはiPhoneアプリが2万5000以上ある。
  • iPhoneアプリは、8億回以上ダウンロードされた。
  • 全アプリの96%が承認された。
  • デベロッパーSDKが80万回ダウンロードされた。
  • 5万社がプログラムに参加した。
  • 1370万台のiPhonesが2008年に販売された。

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(翻訳:Nob Takahashi)