Counting Crowsもレコードレーベルから脱退して独自路線へ

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The Counting CrowsのリードボーカルのAdam Duritzがバンドのウェブサイトにて、Geffen Records(現在はUniversal Music Groupに属している)との18年間に及んだ契約を打ち切ることを発表した。

Duritzによれば、バンドは独立して活動を続けていく。「インターネットが無限の可能性を開き、そこでは自身の想像力のみが限界を生み出す」との考えによるようだ。UMGに属していては、限界を超えることができないということらしい。Duritzはまた次のようにも述べている。「残念なことに、我々が実現したいと考えたことは、しばしばレーベルの考えと衝突するものとなってしまった」。

The Counting Crowsは、Radiohead、Nine Inch Nails他と同様、通常のレーベル管理によるリリースないし配信活動と離れて活動していくこととなり、この動きには他にも追随者が出てきそうだ。音楽レーベル各社は全所属アーティストと360契約を結びつつあり、これはCDセールスの落ち込みが続く中、その他の収益源についてもレーベル側の取り分を確保するためのものだ。このような契約なしには、レーベル側は2011年頃以降、所属するトップアーティストについてすら十分な収益を上げることができなくなる。

稼ぎ頭のアーティストたちがレコードレーベルを離れ、独自に活動を展開するこのようなトレンドは、CDセールスの落ち込みに苦しみ、レベルの低いコンサートイベントで目先の利益を確保し、著作権侵害の訴えに備えて法外な準備資金を用意しておくことのできるベンチャーによるスタートアップが姿を消しつつある音楽業界にとっては耐え難いものだろう。しかし個人的には普通の人にとっては良い流れなのではないかと思っている。数年以内に音楽関連業界のイノベーションラッシュを目にすることになるだろう。

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(翻訳:Maeda, H)