Justin.TVがHulu超え。但し米国外からのアクセスの話

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ウェブ上のライブビデオがサービスとして定着しつつあるようだ。Justin.tvの急激なトラフィック増加がその証拠となるだろう。comScoreの統計によれば、米国外からJustin.tvにアクセスしたユニークビジター数は1月には930万だったが、2月には大幅に増加して1500万になっている。この数字はVeohの訪問者数に匹敵し、Hulu.comの訪問者の倍に達する。もちろんHuluは米国内でのみ視聴可能となっているわけだが、動画サイト第4位となっている。また提供している動画は別サイトに埋め込まれ、そちらでも閲覧されている。comScoreのデータでは、Justin.tvの2月における米国内利用者数は140万に過ぎない。すなわち聴衆数の伸びはほとんど海外からのものということになる。とくにスペイン、ブラジル、ドイツ、および英国からの人気が高いようだ。

上に挙げた3つのサイトを直接に計測しているQuantcastのデータでも、同様の傾向を見ることができる。世界全体で見るとJustin.tvの月間ユニークユーザー数は2210万となり、Huluは1580万、Veohは1190万となっている。一方で米国内の数値はJustin.tvが390万、Huluが1400万、およびVeohが400万となっている(ライブビデオのストリーミングサイトとしては、世界的に見れば670万の訪問者を集め、米国内から140万を集めているUstream.tvが第2位のようだ)。尚、ここに記した数値はそれぞれのサイト上での数値だ。Quantcastは他サイトで組み込み表示された「ネットワーク数」についても計測している。これらは概ね独自サイトによるものの2倍の数値を示すことになるようだ。Justin.tv自体はユニークビジター数について、非公開のGoogle Analyticsの数値で年間1,800%の成長を遂げたと発表している。

これらの数値は結局、ライブビデオが広まりつつあることを示すものだ。間もなく聴衆の注目はこれまでの動画サイトに比肩するようになるだろう。Justin.tvにはライブビデオのチャネルが428,000もある。これらのうちで40,000チャネルで毎日175万時間分のビデオを放映している。利用者の注目度も通常の動画サイトに匹敵するもののように見える。comScoreのVideoMetrixによればJustin.tvの米国内における平均的視聴者は月に1時間以上分の動画を閲覧している(64.7分)。これはVeohの閲覧者(64.5分)と同じ程度であり、Huluの閲覧者(87.2分)は下回っている。

ところでなぜJustin.tvは海外でこんなに人気があるのだろうか。生スポーツ中継のおかげだろうか。サッカーや女子レスリングに、特に人気が集まっているようではある。

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(翻訳:Maeda, H)