適正な住宅ローンを紹介するHome-Accountが$1Mのシード資金を確保

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Home-Accountは最近ロンチした住宅ローンの検索と相談サービスのサイトだが、このほどシードおよびエンジェル資金として$1M(100万ドル)を確保した。最大の投資家はCharles River Venturesで、このスタートアップに同社のQuickStart Seed Funding Programから30万ドルを投資した(この事業の投資上限は25万ドルだが、Home-Accountはとくに有望と見なされた)。そのほかの投資家も、次のように、シリコンバレーの有名な起業家や投資家たちである: Marc BenioffRon Conway、Mark Pincus、Jeff Clavier、Arjun Gupta、Gigi Brisson。

Home-Accountは住宅ローンやその借り換えを求めている人にとって魅力的なサービスを提供している。今の経済状況ではローンを借りるのも簡単ではないから、Home-Accountは消費者のニーズと信用履歴に合った住宅ローンを見つける手伝いをする。そのやり方はこうだ。消費者はブラウザ上のフォームに自分の住宅ローンプロフィールを記入し、自分の信用履歴ではどんな住宅ローンにどれくらいの利率で対応できるかを調べる。その消費者にぴったりの、無理のないローンが見つかったら、Home-Accountが提携先の貸し手〜金融機関からのローンを斡旋する(それまでにユーザがHome-Accountに払うサービス料は毎月10ドル)。

住宅ローンの審査基準が厳しくなっているので、今の経済状況ではローンを借りれない消費者も多い。そこでHome-Accountは第二のサービスとして(これも毎月10ドル)、消費者の信用履歴と財務履歴を改善して、ローンの貸し手から見て望ましい家計体質に変える手助けをする。

CEOのMark Goldsteinは、Home-Accountを住宅ローンのKayak.comにしたいと言う。住宅ローンを得るための、従来よりも良い、そして透明性の高い方法を作り出すのだと。良質なローン仲介業者は顧客を手取り足取り懇切丁寧に指導すべきだが、昨今は仕事を正しくできる仲介業者がほとんどいなくなったと。Home-Accountは、LendingTree.comLowerMyBills.comなどのオンライン住宅ローンサービスと違って、買い手や貸し手から手数料を取ることをしない。収入源は、消費者ユーザからの毎月の会費のみである。

GoldsteinはBlueLight.comの協同ファウンダだった。これは第一次のドットコムバブルのときの、Kmartのeコマースサイトだ。Home-AccountのチームにはWashington Mutualの住宅ローンの専門家も数名参加している。ロンチ以来、このスタートアップのローン評価機能(これ自体は無料)を使ったユーザはのべ25000人に達する。そのうち、適正ローンの斡旋等を求めて毎月の会費を払う会員になったのは数百名だ。でもこの会員制は、回転が激しいはずだ。いったん適正ローンを見つけた会員は、もうサービスを必要としない。長期にわたって会費を払うのは、信用履歴の悪い人だけだろう。Home-Accountは、会員を長期にわてってつなぎとめるために、なかなか彼らに適正ローンを紹介しない、あるいは早期に良い家計体質にもっていくための指導をしないという、“逆サービス”をしなければならないかも??

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(翻訳:hiwa)