Game Developers Conference(ゲームデベロッパ大会)2009の概要

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マイクロソフトの新CMは、Macの高価格を指摘する

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ぼくは今、CrunchGearの取材用ワゴン車でサンフランシスコの町中のGame Developers Conferenceに来ている。この記事は駐車場で車中で書いている。一般消費者ではなく業界対象の大会だが、おもしろいものをいくつか見つけた。そして最新のゲームもね。

みんなが注目しているはOnLiveというゲームサービスで、これはNetflix On Demandなどがムービーのストリーミングをオンデマンドで提供するみたいに、ネットからゲームを提供する。ハードウェアは無料で、USBまたはBluetoothでコントローラを接続する。購入したゲームはデータセンターで動き(超高性能なハードウェアを使ってほしいね)、そのコンテンツがユーザに刻々届く。ゲームのデータが送られてくるのではなく、ぼくのマシンにやってくるのはストリーミングの画像だけだ。画像はもちろん、ユーザのプレーの進行によって変わる。馬鹿げたやり方のようにも思えるが、pingが10〜20ms以下で返ってくるぐらいのサーバの性能とネットの帯域なら、誰もが今自分んちの自分のマシンの上でゲームソフトが動いていると錯覚する。でも、それほど楽観的でない人たちもいる。

ぼくも会場のデモで試してみたが、(カーレースゲームは元々ニガテだけど)画像の質、コマ飛び、遅れなどの点ではまったく問題なかった。よくできてるよ、しかし、一般公開して全国にちらばる何千ものユーザが同時アクセスしたときにこの性能を維持できるかどうかが、最大のモンダイだ。デモを見たあと、ブースにいた技術者らしき人に話を聞いたが、想定しているのは720p60のストリーミングで3〜4Mbit/sの帯域だそうだ。ISPが怒る? この質問に対しては、それは対策済みであるという謎のようなお答えをいただいた。Comcastなどがケーブルや光ファイバを(航空会社がフライトに関してやるように)“売りすぎ”しないこと(==人為的な過負荷にならないこと)を祈りたいね。

MicrosoftとSonyはどちらもデベロッパに喜ばれることをした。Microsoftはシンプルなデベロッパコンソールとツールキットを発表したし、Sonyは開発キットの値段を大幅に下げた。Nintendoは、E3のときと同じく、現状を語ってくれたし、新しいゲームを2つ発表し、こんなアホらしいものも見せてくれた。SDHCカードが使えるようになるのは、いいことだけどね。

360にももうすぐ、からだの動きで制御するコントローラが提供されるらしい。とりあえず、ほかのゲーム機と肩を並べるわけだ。そのGametrak Freedomなるものは一種の超音波ソナーを使っていて、ディスプレイに三次元の動き検出装置(モーションセンサー)が付いている。試してみたけど、まあまあだ。ビデオのCGの上ではぼくが、ものすごくみっともない仮想テニスをやっているよ。じっくり見てよね。

こういう先進的なニュースが中心というより、むしろGDCはデベロッパのパラダイスだ。インディーのゲームデベロッパたちが、偉大なるHideo Kojima(小島秀夫)と親しく話ができるし、信じられないほどたくさんの講演、パネル、チュートリアルなどなどがある。今年のE3には、ここで見た新しい技術が、より消費者向けに姿形を変えて再登場することを期待したい。

ゲームそのものという点では、ぼくが試したのはDSi cameraPunch-Out!!! for the WiiFat Princessと、そのほか少々だ。

なお、あなたや、カレシ/カノジョ、あるいはお子様が音楽好きなら、DS用のRhythm Heavenの発売前のやつが賞品として当たるコンテストをやってるから、ぜひ参加してね。

GDCの会場でこの記事を読んでる人は、これからまだまだある、いろんなイベントで、もしかしてお目にかかれるかもね。

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(翻訳:hiwa)