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IABレポート:昨年のインターネット広告の成長率は10%で、テレビ広告の成長率を上回る

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本日(米国時間3/30)朝、景気の良いレポートが発表された。Interactive Advertising Bureauによると、米国内のインターネット広告は10%成長して$23.4B(23億4000万ドル)に達したとのことだ(レポートはページ下部に埋め込んである)。第4四半期は61億ドル(2.6%増加)で、インターネット広告費が初めて60億ドルを突破した。但し成長率は年間でみても四半期ベースでみても低下している。第3四半期にも4.5%の成長とはなっているが、これは2002年以来、最低の成長率(年間成長率との比較)となっている。

しかし第1から第3四半期と比較しつつ第4四半期の継続的成長を見ると上向き傾向を読み取ることができる(上の表参照)。第4四半期に盛り返すというこの傾向は、ウェブ広告界の4大企業(Google、Yahoo、Microsoft、およびAOL)でも見て取ることができる。興味深いことに新聞業界におけるオンライン収入の増減傾向とは一致していないようだ(昨年のオンライン収入は1.8%の実質減となっている)。

全インターネット広告中、検索広告が45%で最大のシェアを占めている。年間の成長率を見るとで20%となっている。急速な成長を遂げたのはリッチメディアとビデオ関連だ。オンラインビデオ広告は他のどの分野のものよりも急速な成長を遂げた。年間成長率は123%に達している(2007年の324万ドルから2008年には724万ドルに達した)。ディスプレイ広告も今年は8%の成長を遂げたが、第4四半期では8%の低下となっている。

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尚、パフォーマンス課金広告(CPM)は昨年、シンプルな表示課金広告(CPM)を大幅に上回ることとなった。全インターネット広告収入の57%がパフォーマンス広告によるもので、CPM広告は39%となっている。両者間のギャップは18%に達し、昨年の6%からさらに広がっている。

IABはインターネット広告収入がいくつかの面でテレビ広告を上回りつつあることも指摘している。年間インターネット広告費は234億ドルに達し、初めてケーブルテレビの広告費を上回った(ケーブルテレビの方は214億ドル)。全体では全米およびローカルテレビ(298億ドル)、新聞(344億ドル)に継いで第三位となっている。

また今回は、インターネット広告が生まれて最初の14年間と、ケーブルテレビおよびテレビ放送の誕生時14年間の比較も行っている。本レポートによると、インターネット広告はケーブルテレビを4年目で追い越している(9億700万ドル対4億9900万ドル)。放送テレビの方はケーブルテレビのほぼ2倍の規模を持つが、10年目に追い抜いている(96億ドル対89億ドル)。14年目の現在、インターネット広告の規模は放送テレビの14年目(133億ドル)のほぼ倍となっている。またケーブルテレビの規模(650億ドル)と比較すればほぼ4倍となっている。

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IAB 2008 Report – Get more Information Technology

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(翻訳:Maeda, H)