Googleのベンチャーファンド、店開き―対象はありとあらゆるビジネス

次の記事

TinkerがTwitterに待望のイベントモニタ(イベントの検索〜監視機能)を提供

ながらく噂に上っていたGoogleのベンチャーファンド、Google Venturesがいよいよ店開きした。ファンドの責任者はマネージング・パートナーのBill MarisRich Minerが務める。

ファンドのFAQによると、投資対象はほとんどあらゆる分野(一般ユーザー向けインターネット、ソフト、ハード、クリーン・テクノロジー、バイオ、ヘルス、その他)のスタートアップとなっている。投資タイプも必要に応じてどんな種類(シード資金から数百万ドルまで、対象とする会社の成長段階とビジネスチャンスによる)にも対応する。専門分野に特化した投資戦略、とはいえないようだ。しかし、ご承知の通り、このファンドは出資者を満足させておかないと次の出資が募れない普通のファンドとは違う。

またGoogle Venturesは他のベンチャーキャピタルや戦略的パートナーと組んで投資することにも前向きだ。投資対象となる企業はGoogleと提携など何らかの契約を結ぶ必要はない。(つまりApp Engineを使わなければならないということはない)。Google によると、このファンドが今後同社のベンチャー投資の主要なチャンネルとなる。

FAQにはまた、このファンドは積極的に投資先の経営にかかわっていくと書かれている。(「われわれの投資活動が対象企業のテクノロジーやイノベーションに最大の価値を生むよう、われわれは対象企業の経営陣を積極的に援助していく」)。しかし、これはいささか野心的に過ぎる望みかもしれない。もちろん、実際に何社に投資するかによるが、なにしろ現在はパートナーが2人しかいないのだ。

Google Venturesは読者のスタートアップに適したパートナーだろうか? Googleの資力がバックにつくということになれば、マーケティング上、大いにプラスになるだろう。しかしGoogleキラーとなるような独創的な検索テクノロジーを開発しているのだったら、ここへ駆け込むのはよく考えてからにしたほうがいいかもしれない。

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)