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Veohが25人をレイオフしてYouTubeやHuluと競合しない路線に転換

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Webビデオの‘業界’は、YouTubeの一人勝ちであとはどこも苦戦している。今日(米国時間4/1)は、資金の豊富なビデオサイトVeohが25人をレイオフすると同社自身が認めた。ファウンダでCEOに返り咲いたDmitry Shapiroは、このレイオフは同社がスタンドアロン型のサイトから変わっていくためのリストラの一環だと言う。Shapiroは、前のCEO Steve Mitgangの後任だ。Shapiroによれば、今日のレイオフと昨年11月の人員削減により、同社に残る社員は45名となった。本誌は今回のレイオフをレイオフトラッカーに記録した。

Shapiro曰く、同社は今、同社のビデオ検索用ブラウザプラグインVideo Compass,に注力し、消費者がビデオを見ないような場所でもビデオを意識させたい。Video Compassは、消費者がGoogleなどで検索をしているときにビデオを推薦する。Video Compassのユーザは1日に25000人以上のペースで増えている。これに対しVeohのスタンドアロンのビデオ再生サイトはYouTubeやHuluのような大手を相手に苦戦している。でもShapiroによればVeohのサイトの人気は衰えず、ABC、CBS、ESPN、Viacom、Warner Bros(ワーナーブラザース)などのコンテンツパブリッシャからのビデオストリームを毎月2億本以上作り出している。Comscoreによれば、2009年2月のVeohのユニークビューは1500万で、昨年8月の1800万より落ち込んでいる。これにプラスしてVeohTVの視聴者が720万だが、これも落ち込んでいる(下のチャートを見て)。Shapiroによれば、サイトだけの各月のユニークユーザ数は2300万を超えている。

では、何がまずいのか? Shapiroの説では、ビデオ検索というビジネスモデルはまだ成熟していない。今、ビデオはWebの至る所で見られるようになったが、広告のビジネスモデルは進化途上だ。いずれ広告主たちはビデオサイトに総計で数百〜数千万ドルの広告費を投じるようになるが、今はまだその時期ではない、とShapiroは言う。そのためVeohは、経営を引き締めて消費者にビデオを見させるための新たな方法を探っていく。ただし問題は、消費者にビデオを見させることではなく、その上に広告を乗せる広告主を獲得することだ。

VeohはVideo Compassに大きな期待を寄せている。それは新しいビデオ発見ツールだが、現状は問題が多い。この記事を書いてる時点でも、Video Compass はおかしな検索結果を出すことが多いし、しかも目的ページがロードを完了したあとにやっと出てくる(たとえばGoogleなら、検索が終わらないとVeohのリボンが出てこないし、そのときは既存の表示が数センチ下へ移動する)。

昨年のVeohは上がり下がりの激しいローラーコースターだった。現在はUniversal Music Groupからの訴訟という厄介ごとを抱えているが、それはVeoh側にやや有利に展開している。VeohはGoldman Sachs、Gordon Crawford、Time Warnerなどの大所からかなりの額の(総計$70M(7000万ドル))資金を調達しているが、Shapiroによれば投資家たちは同社の方向転換を支持しているそうだ。

下の2つのcomScoreデータのグラフは、全世界のユニークビジター数(VeohのサイトとVeohTV)と、Veoh.comとHulu,.comの合衆国における比較だ。

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(翻訳:hiwa)