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VirganceはGreen Options Media Networkでブログ帝国の構築を狙う

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より良い世界を作りながらついでにお金も儲けてしまおうという、ユニークな「行動主義2.0(Activism 2.0)」を標榜するスタートアップのVirganceがキャンペーンポートフォリオの更新を行った。同社は6ヵ月前から水面下でGreen Options Media Networkに属する数々のブログを買収してきたことを発表した。ネットワークには15のブログがあり、いずれも環境問題についてそれぞれの立脚点からアプローチを行っている。現在の厳しい経済環境をよそにブログネットワークの買収はうまくいき、執筆陣も大幅に増加している。しかしVirganceによれば、まだまだ端緒についたばかりだとのこと。

Green Optionsは2007年に設立され、月間250万のユニークビジターを集めるまでになっている。ネットワーク内で最も有名なのはGas 2.0(代替エネルギー問題についてのブログ)と、最新のクリーン技術トレンドを分析するCleanTechnicaだ。ネットワーク全体では一日に30本ないし40本の記事が投稿されている。但しマイナーなブログは他のブログほどの頻度では更新されていない。

VirganceがGreen Optionsを獲得してからまず注力したのはネットワークのバックエンドを増強することだった。かつては膨大なトラフィックを支えることができなかった(このネットワークのブログはDiggや、Yahooのホームページにさえ頻繁に顔を出しており、かつては障害情報もしばしば報告されていた)。Virganceはバックエンド問題の解決に成功し、Green Optionsの記事は遅滞なくYahooのホームページに掲載されることとなった。ブログのバックエンドはトラフィックに対処できるようになり、VirganceのCEOであるSteve Newcombによれば「第二段階」に向けた準備完了というところらしい。

VirganceはGreen Options MediaをHuffington Postのようなメディア帝国に仕立てるつもりのようだ。グループサイトには著名政治家、エグゼクティブやセレブからの投稿が寄せられている。現在、サイト内のほとんどの記事は少数のスタッフライターおよび100名以上の市民ジャーナリストおよびレポーターによって執筆されている。またサンフランシスコ市長のGavin Newsomのような有名寄稿家も獲得している。市長は隔週で記事を執筆している。Newcombによれば夏までに有名な執筆者をさらに追加する予定はないとしているが、それ抜きにしてもブログには十分なトラフィックが集まっているようだ。

さらにNewcombは、取り扱うブログの範囲を「グリーン」からさらに広げようと考えているとのこと。もうちろん言うは易くということもある。関連する政治家やエグゼクティブのリクルートも簡単なことではないし、Green Optionsで大量の閲覧者を獲得したとは言っても、人々に現在のテーマと無関係なニュースを読んで貰うことは難しいだろう(次のHuffington Postを産み出すのは簡単なことではない)。

NewcombはGreen Options以外でもVirganceはキャンペーンを実施中であると述べている。その中のいくつかは火曜日に行われるVirganceのEquinox Eventで発表されることになっている。

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(翻訳:Maeda, H)