Yelpがモバイルに焦点。iPhoneアプリの新改良バージョンを近日公開

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Yelpをはじめとする地域レビューサイトは、消費者がある地域で店を探すやり方を決定的に変えてしまい、食べたり飲んだりする最良の場所を探す真の力を消費者に与えた。そして、地域のレビューや店舗情報を携帯デバイスに載せることによって生まれる可能性は計り知れない。Yelpの現在のiPhoneアプリが出てから未だ1年たっていないが、すでにYelpの全トラフィックの5%を占め、その数は月間約100万人に上る

Yelpは、われわれが以前レビューした同サービス人気のiPhoneアプリの新バーションを、今後数日以内に公開する。新アプリではiPhoneで自動的にさらに簡単に店のレビューを見られるようになり、GPS機能も強化される。さらにこのバージョンでは、Twitter風に140文字以内で一言情報を書ける「Quick Tips」機能を使って、ユーザーが直接iPhoneからレビューを投稿できるようになる。元バージョンに無くて残念だった機能だ。書き込んだ情報はiPhoneアプリや(評判が良ければ)サイト本体で見られるほか、GPS機能を使ってユーザーが店を検索した時のフィードにも載る。以前と同じくiPhoneのGPSを活用して、ユーザーの位置に応じて書かれたレビューや情報、そこで撮られた写真などを表示する。アプリにはFriend Feed機能もあり、友人たちの行動を取り込むことができる。レストランやバー、店などのレビューをiPhone上で下書きしておき、後からYelp.comにアップロードすることもできる。Yelpでは、アプリをカナダや英国にもこれまで以上に適合するよう改善している。

2004年の開業後、Yelpはすぐに人気となり、それ以来順調に伸びてきている。現在Yelpのサイトには550万件以上のレビューがある。Google AnalyicsによるYelpの過去30日のユニーク訪問者数は2050万人。comScoreの2月の予測はやや控え目で、Yelpのユニーク数は700万程度だった。しかし、Yelpの月間ユニーク訪問者数は、前年同月から2倍以上に増えている。その間Yelpは、殆どのライバルたちが脱落していった。Insider Pagesは従業員の2/3をレイオフし、即座に2007年2月、CitySearchに売却した。Intuitは2007年8月、Zipingoに「さようなら」を言い、Judy’s Bookは2007年10月に閉鎖した。今やCitySearchが、地域レビュー分野で唯一のYelpのライバルである。Yelpはこれまでに、$31M(3100万ドル)の資金を調達している。

地域レビューとモバイルの合体は非常に強力であり、これでYelpでは、ユーザーが食べながら、飲みながら、店に行った先でもレビューを投稿できるようになった。サービスの悪い店のレビューのことを想像してほしい。消費者はひどいサービスに対して感情的になるものだ。iPhoneアプリが出る前は、レストランから帰って少し落ち着きを取り戻してからレビューを書いていた。これからは、怒れる客が、ひどく不快で感情に走ったレビューを、直接レストランのテーブルで書くことができる。GPSを使って自分の近くにある店のレビューをすぐに見られるのも魅力的だ。ユーザーは自分のいる位置を入力しなくても、店の一覧やレビュー、評価などを簡単に見られるようなった。

当然ながら、YelpやCitySearchのために店が被る無意識の選択や反発に対して、店側からの反撃に火がついた。店側がアンチYelpのウェブサイトを作り、さらにはネガティブなレビューや不公平なレビューを書くYelpユーザーを訴えたのだ。Yelpは店からの反撃を見守り、消費者が店と対話するのを手伝うための一連のツールを提供している。

Yelpの次の行動は、Facebook ConnectをサイトとiPhoneアプリに組み込むことだ。現在サイト上でYelpの友人を追加したり、友人や地域のレストランやバーの評判を共有したことのあるどこかの人たちのレビューのフィードをパーソナライズすることができる。しかし、Facebookフレンドの書いた地元の店のレビューを見られたら最高だろう。MySpace とCytySearchが提携してCitySerachの店情報をMySpaceコミュニティーに組み込んだのと同じだ。

YelpのiPhoneアプリの新バージョンの解説ビデオはこちら。

And screenshots below:


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(翻訳:Nob Takahashi)