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Dice.comへのテクノロジー系求人、45%減少

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今朝(米国時間4/3)、WallStreet Journalが報じたところによると、アメリカの失業率はきわめて深刻な状態になっているようだ。アメリカではこの1年4ヶ月で500万の職が失われ、失業率は8.5%と過去25年間の最高を記録した。われわれのTechCrunchレイオフ・モニターだけでも昨年8月以来32万の職が失われている。テクノロジー系だけでなく全体を見ても、レイオフの進行速度も過去最高なら、求人の減少も顕著だ。

テクノロジー系求人サイトのDice.comでも、不況下が始まって以来求人の減少が続いており、3月の求人は対前年比で45%も下落した。この下落はThomas Weiselによると、今年に入って最大のDiceの減少率だという。2月には減少率は40.4%、1月には39.3%(すべて対前年比)だった。2009年第1四半期の求人はDice.comで対前年比41.4%減、Monster.comで同じく27%減となっており、テクノロジー系職種のこうむった被害が平均より深刻だったことを示している。

Diceによると、調査している10都市圏のうち、シリコンバレーの状況悪化がもっとも深刻だったという。対前年比で求人は57.7%減少した。シカゴ(55.3%)、ボストン(55.3%)の減少率も大きかった。The Conference Boardのオンライン求人調査によると月間の求人数は3月に10万となり、対前年比で31%減少した。

われわれの求人セクション、CrunchBoardのここ3ヶ月のテクロジー系求人数も急激な落ち込み見せている。1年と少し前には毎月100から120の求人が投稿されていたのに、不況の始まりと供に次第に新規求人が減少し始め、2008の11月には前月の68件から37件へと急激な落ち込みを見せた。その後求人数はやや持ち直し、60件前後となっている。CrunchBoardへの求人数はDiceやMonsterとは比べ物にならないが、それでも憂慮すべき急減ぶりだ。

レイオフと求人に関して、状況が底を打ったのかどうかも不透明だ。テクノロジー系企業は依然としてスリム化を続けており、Googleのように数ヶ月前までは大量レイオフなどとは無縁と思われていた企業も人員削減の渦に巻き込まれている。テクノロジー系産業全体が深刻な状況にあることは間違いない。しかしテクノロジー産業はしばらく前のドットコム・バブルの破裂にも生き延びてきた。いかに深刻な状況であろうと、この業界には耐える能力があるだろうと思う。

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(翻訳:Namekawa, U)