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Facebook、視覚障碍者に配慮してソーシャルネットワークのアクセシビリティを改善中

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FacebookAmerican Foundation for the Blind(AFB)と共同で、目の見えないないし視覚障碍を持つ人でもソーシャルネットワークを簡単に利用することができるように作業を進めている。非営利組織であるAFBの代表を務めるCarl Augustoが、Facebookのブログにて、視覚障碍者がウェブ閲覧時に遭遇する問題点や、どのようにすればウェブサイト作成者、開発者やデザイナーたちが、それら問題を回避できるのかということについて記している。

この方向性はFacebookのパースペクティブにも合致するものだ。世界中には視覚に障碍を持つ人が数多くいて、健常者同様そういった人たちも友だち、家族、仲間たちとの繋がりを求めているのだ。

AFBによる統計によれば、2000万人以上のアメリカ人が深刻な視覚障碍を抱えているとのこと。

Augustoは次のように書いている。

視覚障碍者のひとたちは、どうやってコンピュータを使ったり、サイトの閲覧をするのだろうと疑問に思うかもしれません。答えは非常にシンプルです。盲目ないし視覚障碍の人は画面拡大プログラムを利用して読める程度にまで画面を拡大したり、大きな声で文字を読んでくれる読み上げプログラムを利用します。こうした方法は迅速に行うことができ、また効率的でかつ役立つものです。ただし、利用にあたってはウェブサイトやコンピュータプログラムが適切にデザインされている必要があります。

ウェブページによっては画面読み上げツールや拡大ツールが使えない場合があります。ウェブサイトの構築にあたってアクセシビリティを考慮していないと、読み上げソフトウェアで判読することができなくなってしまうのです。こうなると目の見えない人はサイトの情報を理解することができなくなります。ソーシャルネットワークサイトではしばしばアクセシビリティの面で難しい構成になっています。たとえば内容の理解に画像が重要な意味を持つケースがあります。そのような場合でも、画像にきちんと説明が加えられていることが少ないのです。文中にも読み上げソフトに認知できないような形で、あるいは画面拡大ツールの表示エリア外にコメントやリンクがあってうまく読めないことがあります。

FacebookはAFBと2年に渡って作業を続けてきた。その成果としてこちらに掲載しているような成果を上げることができた。ブログ記事によれば、視覚障碍者にとってさらに便利なサイトとなるように、デザイン面でもAugustoはFacebookとの話し合いを続けているとのこと。おそらくこれが一段落するまではFacebook Pollsを再開することはないだろう

MySpaceやBeboでも視覚障碍者に配慮したページがあるのかどうかざっと探してみた。しかし見つけることはできなかった。一方Googleでは全体的にユーザビリティについての配慮が試みられており、目の見えない人ないし視覚障碍者のためのカスタム検索エンジンを用意したりもしている。

ここではハウツーを解説するつもりはない。しかしウェブサイトやウェブアプリケーションを制作するなら、配慮をすることによって利用できるようになる数百万に及ぶ潜在利用者のことも考えておいた方が良いだろう。その点でAFB Consultingも援助してくれる。

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(翻訳:Maeda, H)