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Apple、めまぐるしく入れ替わるApp Storeの通算トップのリストをまた公表

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昨日、AppleはApp Storeからのアプリのダウンロード回数が10億の大台に迫っていることを発表した。App Storeには何千ものデベロッパーによって作られた2万5千種類のアプリが登録されている。この10憶という大きな節目を祝って、Appleでは通算でもっとも人気が高いアプリ(iTunesのリンク)のリストを公表した。これは過去には2008年の暮に1度しか好評されていない。このリストにはFacebookKoi PondShazamというようなメインストリームのアプリが含まれている。毎月何百万という人々が新しくiPhoneの持ち主となり、それぞれに好みのアプリを選んでいることを考えると、残念ながらこのリストの寿命もおそらくごく短いものとなるだろう。

App Storeがかくも早く10億ダウンロードの大台を達成できるのは偶然ではない。App StoreのおすすめApp Listは常時攪拌されている。どんなにポピュラーなアプリでもトップリストに数週間以上続けて載ることはまずない。これによってApp Storeに立ち寄ったユーザーには常に新しい、優秀なアプリケーションが提供されることになる。ダウンロード数は増えるし、新しいアプリにはチャンスが与えられる。

しかし同時にこれは新しいiPhoneオーナーがApp Storeを訪問した際に何をダウンロードしたらいいか分からないという戸惑いの種にもなっている。もちろん彼らも手ぶらで帰るわけではない。App Storeのショーウィンドウにはにはいつも素晴らしいアプリが並べられている。しかし誰もがインストールしている人気アプリ、Tap Tap Revenge、Ocarina、Shazamその他はApp Storeのトップページにはもう掲載されていないので、新しいユーザーはそういったアプリに気付かないかもしれない。私がこの問題を去年の8月に指摘して以後、Appleはカテゴリー別のアプリ・リストを公表するようになった。ユーザーはそれぞれのカテゴリーごとにトップ・アプリのリストを見ることができる。しかし通算でもっとも人気のあるアプリの見やすいリストは依然として公表されていない。

iPhoneのトップ・アプリがどれほど人気があるか、ComScoreが最近発表した統計によると、すべてのiPhonesとiPod Touchの32%にTap Tap Revengeがインストールされているという。650万のTap Tap Revengeと300万のその続編がインストールされていることになり、過去最高の人気ゲームとなっている。App Storeのゲーム・セクションに行けば、TTR2が現在7位にランクインしているのが分かるが、新しいユーザーにはApp Storeのトップページを覗いただけではそのことが分からない。 iBowlはWii風のボーリングゲームだが、ComScorの同じ調査によると、すべてのiPhoneの25%にインストールされているという。ところがこちらはゲーム・セクションにすらまったくリストアップされていない。

App Storeにはその他改良を要する点がまだ多くある。たとえば、価格の高いプレミアム・アプリの人気を計るには、単にダウンロード回数を数えるだけではなく、総売上高を考慮した指標が必要だろう。(現在のシステムでは安いアプリが圧倒的に有利になる)。Appleはこの巨大なプラットフォーム作り出すうえで信じがたいほど素晴らしい仕事をした。これからは、玉石混交の毎週のオススメだけでなく、全体の中で最良のアプリをユーザーが一目で選べるようなリストを提供する必要があるだろう。

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(翻訳:Namekawa, U)