まもなく10億ダウンロードのiPhoneアプリ―でもいちばん使われているのは天気予報?

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〔この記事のライターはこのほど新たにTechCrunchに加わったMG Siegler〕

picture-1AppleのApp Storeからのダウンロードが10億回の大台突破に向けてカウントダウン中だが、Competeが発表したiPhoneユーザーの調査結果はちょっと皮肉な結果になっている。iPhoneとApp Storeの連携が鳴り物入りで大騒ぎされているわりに、今日(米国時間4/13)のMediaPostの記事によると、ユーザーが一番利用しているのは実は天気予報だという。

調査対象のiPhoneユーザーのうち、39%が天気予報がいちばんよく使うアプリだと回答している。2位のFacebookがFacebook25%だから、ダントツの1位だ。App Storeで実際にダウンロードされたアプリの種類としてはもちろんゲームが他を引き離して1位だ。しかし今回のユーザー調査ではゲームをいちばんよく使うと答えたユーザーは20%にとどまった。ComScoreが先週発表した統計ではなんと32%ものiPhoneとiPod TouchにTap Revengeがインストールされているというのだが。

今回のCompeteの調査が信頼できるとすると、大勢のユーザーがTap Tap Revengeのような人気ゲームをインストールしているものの、結局最後にいちばんよく使うのがシンプルな天気予報アプリだということになる。Appleが天気アプリを出荷時のデフォールトでバンドルしたのは先見の明があったというべきだろうが、 天気アプリがいちばん使われているというのは、大成功だと大騒ぎされているApp Storeにとってはよい話ではない。しかし、公平に言うと、39%のユーザーのうち13%はApp StoreからダウンロードしたThe Weather Channelアプリを利用している)。

しかし、そもそもCompeteの今回の数字はどれくらい信頼がおけるものなのだろう? なにしろ、Compteはウェブ統計調査に関してはいままでに何度もお粗末な結果を出している。調査対象にしたiPhoneユーザーの実数もまだ公表されていないので、適切なサンプルだったといえるのか不明だ。しかしMediaPostの記事を読むかぎり、天気アプリがひとまとめのカテゴリーとされているのに対して、Facebookアプリだけは他のソーシャル・ネットワーク・アプリと別に勘定されているらしいのが面白い。前述のようにFacebookは25%で、これと別にMySpaceアプリなどもあったのに、天気アプリのようなひとまとめのカテゴリーにはされていないようだ。

データ解析会社のPinch Mediaの2月のデータによると、iPhoneアプリの「平均賞味期間」は30日程度のようだ。それを考えると、ユーザーが、日々の実用には、少々退屈だが信頼性が高く、使いなれたデフォールトの天気アプリに戻るのもわかるような気がしてくる。しかしテキスト・メッセージやメール・アプリについてはどうなのだろう? こういうアプリは間違いなく天気アプリより頻繁に利用されているはずなのだが。(しかしAppleはこの分野のサードパーティーのアプリを厳しく規制しているから、統計には出てこないかもしれない)。あと、各種のTwitterアプリはどうだったのだろう?

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(翻訳:Namekawa, U)