ニュース
earth eternal
current tv
Current(企業)

Current TVがピンチ。IPO中止、CTO辞任

次の記事

TribeHQ、Micro-Jobbingプラットフォームで仕事関連ソーシャルネットワークを目指す

Current Mediaは、アル・ゴア前米国副大統領がファウンダーのひとりであることで知られるピアツーピアのニュース情報会社だが、どうやら最近不振をきわめているらしい。

このスタートアップ企業は、女性記者2名が北朝鮮に抑留されるという、かなり話題になった事件の後、記者らが容易に解放されないことが明らかになってからも、頑に沈黙を通していることを(正当かどうかはさておき)批判された。われわれも、先週金曜日、経済状況のためにCurrent Media(通称 Current TV)が$100M(1億ドル)のIPOを取り止めたことを報じただけだった。

今日(米国時間4/13)、CTOのSteven Blumenfeld(元AOLの技術担当VP)が同社を離れ、Sparkplay Mediaという比較的無名のスタートアップに移ったという噂を聞いた。そこはベンチャーキャピタル出資の会社で、近々Earth Eternalという無料の3D MMOGを公開する予定。注目されたい。

ちなみに、どうやらBlumenfeldはかなり前にCurrent Mediaを去り、Sparkplayに入る数ヵ月前にフリーランスのコンサルタント集団に入っていたようで、Currentはすぐに、元Yahoo幹部のOfer Shakedを後任にしていた。Blumenfeldは、Currentが昨年11月に行った大型レイオフの対象だったことも考えられる。当時同社は、60名を切って総従業員数を400名に減らした。ただし、同氏のLinedInプロフィールからは、それ以前に辞職したことがうかがわれる。

同社は2005年に設立され、調達した資金($15M[1500万ドル])は比較的少額だったが、Newsworld Internationalを$80M(8000万ドル)近いと言われる額で買収した後、最終的にはケーブルTVネットワーク兼オンラインメディアアウトレットとしてスタートを切った。昨年初めに(後に中止された)IPOを申請すると、同社の金使いが荒く、収益も期待外れであることが、たちまち明らかになった。それ以来、経営状態については比較的口を閉ざしてきているが、IPOの中止が、昨年末の人員削減に続く打撃となったに違いない。

少なくともCompeteとQuantCastによるウェブサイトのトラフィックを見る限り、オーディエンス規模は急速に縮小している。いずれのデータも、訪問者数が昨年11月のピークから大幅に落ちていることを示しており、6ヵ月前と比べてサイト訪問者数は半分にも満たないと推測される。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)