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あの名門新聞ニューヨークタイムズがなんとURL短縮サービスに参入…かな?!

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今日はさきほど、UnHubとLNK.byという二つのURL短縮サービスを記事にした。URL短縮サービスはこのところどんどん増えていて、なんでも共有化するサービスやSNSなどの上でリンクを投稿するときには必ず短縮URLを使う人も増えている。今日はそれが、また二つ増えたことになる。

こういうサービスにはそろそろ食傷気味だなと最近は思っていたけど、ちょっと聞き捨てならない噂を耳にした。それが、NytUrlだ。これは、NYtimes.comの記事のための‘信頼できる’URL短縮サービスだ。アップデート: このサイトとすべてのリダイレクト先は“濫用されたために”取り下げられた。

このWebサイトによると、ここのサービスはNYTimes.comの記事の短縮URLを提供するが、ちょっと試してみるとほかのふつうのWebサイトでもそのURLを短縮してくれる(http://nyturl.com/34http://nyturl.com/35を見てみて)〔訳注:090420JSTの時点ではこれらのリダイレクト機能は取り去られている〕。ときどき、このURLは無効ですのメッセージが出ることもあるが、とにかくほかの一般のURLも短縮してくれるのなら、NYTの記事だけというのはウソになるし、ユーザの期待を裏切るだろう。でも、NYTの記事以外のそのほかのWebサイトへのリンクを作ってくれる機能は、もうすぐなくなると思うけどね。

NytUrlには便利なブックマークレットと基本的なAPIもあるが、それらはまだ始まりにすぎず、これからもっといろんな機能が提供されると言っている。

ちょっと不思議なのは、このサービスの運営者はNew York Times(以下NYTと略記)ではないし、NYTが公認してもいない。むしろ、Twitterの@NYTimesアカウントは記事へのリンクにbit.lyを使っている。ただしNYT関連のサービスの一部はすでにNytUrl.comを使っていることが、Twitterのこの検索クェリからも分かる(それにこのようなつぶやきからも)。

では、誰のサイトか? nyturl.comというドメイン名のオーナーをWHOISで探しても、登録時に保護されていて分からない。でも本誌の情報筋によると、NYTの二人の社員、上級ソフトウェア設計者(Senior Software Architects)の1人であるJacob Harrisと、社内デベロッパのMichael Donohoeのしわざらしい。

それは、ありえる。Harrisは自称TwitterファンでNYTのファンだと、SXSWのWebサイトに投稿した自己紹介に書いている(彼はそこであるセッションのパネリストだった)。彼は、いろいろなNYT関連のアカウントのTwitterフィードをセットアップした人物でもある。Donohoeにいたっては、自分のWebサイトにNytUrlのサービスを載せているから、確信犯だ。

アップデート: Donohoeは問い合わせのメールに一応返事はくれたが、何も話したくないそうだ。

ところで、Harrisはなぜnyt.comを使わなかったのだろう?(このドメイン名はNYTが所有していてそのメインのWebサイトにリダイレクトされる)。これを使えば短縮URLをさらに3文字短くできるが、情報筋によると、これはあくまでも彼らが勝手にやったことであり、NYTまったく関与していないし、将来もずっとそうだろう、ということだ。

さて、メディア企業が自分のところのコンテンツにリンクバックするような短縮URLを自社サービスとして提供することは、果たしてグッドアイデアだろうか? メディア自身が提供する短縮URLは、みんながより信頼するだろうか? それとも、自社で持たずにそこらにあるのを使えば十分、短縮URLサービスをこれ以上増やす必要はない、か?

(なお、本誌はTwitterのアカウント用にtcrn.chを使っていて、どの記事でもコメントボックスの右隣にこの短縮URLがある。たとえばこの記事はhttp://tcrn.ch/Lkだ。)

あなたは、どう思いますか?

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(翻訳:hiwa)