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小額決済サービス概観:PlayScanはSpare Changeを買収

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小額決済を中心とする小規模取引産業界に、小規模ながら動きがあるようだ。多くのビデオゲームや仮想世界での採用実績を急速に伸ばしつつあるPlaySpanが、Spare Change Paymentsを買収することになった。Spare Change Paymentsは、ソーシャルネットワークのアプリケーションで利用する小規模取引で利用されるもの。現金ないし株式による買収の詳細は発表されていない。

PlaySpanはこの2月にEaston Capital Group、Menlo Ventures、Novel TMT Ventures、およびSTICからシリーズBで$16.8M(1680億ドル)を調達完了したばかりだ。設立時、12歳の少年による起業として有名になったが、実は父親によって運営されている。父親のKarl Mehtaは共同設立者兼CEOの地位に就いている。

PlaySpanはPayByCashおよびUltimate Game Cardという製品で$50M(5000万ドル)以上に相当する取引を行ってきた。ただ同社の目論見はゲームや仮想世界に留まらない。最近hi5と提携して小額決済サービスを提供する内容の提携を行い、ソーシャルネットワークの世界にも進出してきている。しかしSpare Changeは既にソーシャルネットワークの世界に地歩を築いている。Spare ChangeはFacebook、MySpace、およびBeboでの700のソーシャルネットワークアプリケーションで決済手段として使われており、本年の取扱額は$30M(3000万ドル)に達する予定だ。ソーシャルネットワークとオンラインゲームが結びつき、開発者たちは広告以外の収益手段を模索していることもあり、小額決済サービスはますます発展していきそうだ。

決済サービスでは扱い金額の多寡によらず、どの程度利用されるかというのが肝となる。買収によって体力をつけたPlaySpanは目覚めた巨人に立ち向かい、真剣に市場に取り組むこととなる。小額決済の世界にてPayPalの地位を獲得する可能性もあるだろう。そしてZuoraZongなど、数多くのスタートアップも同様の狙いを持っている。

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(翻訳:Maeda, H)