モバイル広告シェアでPalmに並んだAndroid。但しiPhoneが依然として大差でリード

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Androidがモバイル広告の市場にて徐々にシェアを獲得しつつある。AdMobの公開した今年3月の統計(レポート全体を文末に掲載しておいた)によれば、モバイル広告のリクエスト件数全体のうち6%を占めているようだ。1ヵ月前5%対7%というPalm OSとの差が、さらに縮まったと見ることができる。Windows Mobileのシェアは13%から11%とさらに下落した一方で、BlackberryのRIM OSは22%を獲得。iPhoneが依然として50%を獲得している。

AdMobのデータは、モバイルブラウザおよびモバイルアプリケーションの双方からの広告閲覧要求を集計したもので、モバイルウェブの利用状況を示すものともなっている(有料アプリケーションには広告が掲載されていないので、これは統計から除かれる)。機種毎に見てみると、Android G1(HTC Dream)がついにPalm Centroを抜き、米国内でのウェブ利用状況で見たときに、第4位の地位を獲得している(iPhone、Blackberry 8300、Blackberry 8100の次ということになる)。

しかしiPhoneまでの距離はまだ遥かに遠い。AdMobの集計では2009年3月に、Androidからの広告リクエストは米国内だけで7200万件を数えたが、iPhoneの方は6億700万件となっている。全世界でみるとiPhoneからのリクエスト件数は9億9500万件で、iPod Touchを加えれば総計は16億6千万件となる。

但しこの比較方法が正しいかどうかという疑問はあるだろう。iPhoneの利用台数はAndroidの20倍近くに達している(iPhoneの出荷台数は2100万台に達し、一方のG1は100万台程度だ)。この割合を考えれば、Admobの計測した利用統計上の格差について違った見方もできる。つまりAndroid搭載携帯が増えるに連れ、Androidの比率が向上していくこととなる。

iPhone、Android双方のプラットフォームからのリクエストを見ると、スタンドアロンアプリケーションからのリクエストが多数を占めることが見て取れる。Admobは双方のアプリケーションストアが開設されてからの広告リクエスト成長率も計測しているが、iPhoneの月間成長率は88%で、Androidの方は47%となっている。この数値は双方共に他のプラットフォームを大差でリードするものとなっている。

Palm Preが登場してBlackberryのアプリケーションストアがより多くの人を集めるようになっても、iPhoneとAndroidの比較優位が続いていくのかどうか興味深く注目していきたい。


Admob Metrics March 2009 – Get more Information Technology

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(翻訳:Maeda, H)