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MySpace Localが一般公開

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新たなCEOを迎える準備の一貫ということなんだろうが、MySpaceが種々の動きを見せている。先月記事にしたMySpace Localが静かに一般公開され、こちらで確認することができる。このMySpace LocalはCitysearchMySpaceのジョイントプロジェクトで、人気のあるソーシャルネットワークと、Citysearchの商業情報データベースとを組み合わせるものだ。

Citysearchの膨大なデータを利用している(営業時間、住所、写真、メニュー、および動画が含まれている)が、レビューの方はゼロからのスタートとなっている。小規模サイトではこのような形でスタートしても人気を集めるのは難しいが、MySpaceの規模を考えれば情報が充実するのも遠い先のことではあるまい。サイトは7日前から稼働しているが、登録されたレビュー件数は既に60,000件となっている。

公開開始時にMySpace Localで提供している情報はレストラン、バーおよびその他の「ナイトライフ」に関するものだが、他のジャンルも近く掲載される予定となっている。また、サイトの一覧情報からレストランの予約なども行えるようにしていく予定だとのこと。

MySpace Localでは、MySpaceのソーシャルグラフを用いてパーソナライズされた情報を提供しようとするものだ。友人からのレビューはハイライト表示され、MySpace Localで行った内容はMySpaceのアクティビティストリームに反映される。レビューが友だちによって記されることにより、書かれた内容に興味を持つだろうし、それにともなって自分でもレビューを残そうという気持ちになる人もいるだろう。

この機能は確かに面白いものだ。しかしMySpaceIDを使っても同様のことが種々行える(尚、Citysearchは12月にFacebook Connectを使うようになっている)はずなのに、なぜわざわざ新たなサイトを作るのだろうか。MySpaceによればCitysearchでMySpaceIDが使えるようになっても、両サイトはそれぞれ別の利用者層によって利用されることになるだろうと考えているようだ。Citysearchを組み込んでしまえば、利用者層を統合することができる。MySpace LocalはMySpaceの内部に位置するようになり、利用者は再ログイン等の手間をかけることなくサイトを行き来することができる。MySpaceIDを使う場合は簡単なものではあるが認証プロセスが必要となるし、これが両サイトをシームレスに利用する際のバリアになると考えたわけだ(また、Facebook Connectというのはたいていの人にとって、あまり親しみのない新しい方式だということもある)。

さらにわざわざ自前でサイトを構築する理由としては広告が挙げられる。MySpace LocalではMySpaceのセルフサービス形式のMyAdsを利用することができる。これを使えば、近郊在住の利用者に対してのみバナー広告を表示することができる。この仕組みを利用してもらうことで、MySpace(利益配分の契約を結んでいるCitysearchにも)にはCoorsとOutback Steakhouse等、地元企業と全国ブランドの双方からの新たな収益源が生まれることになる。

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(翻訳:Maeda, H)