iPhoneがVerizonにも対応するらしい

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ぼくがこのことを言うのは、これで百万回目だと思うが、多くの人たちがiPhoneのアキレス腱だと思っているものは、それが合衆国で使っているネットワーク、すなわちAT&Tだ。プロバイダはそれだけだよと発表されてから今日まで、みんなの思いは一つだった: いつVerizonが使えるようになるのだろう? その可能性をめぐる噂は、何度も出たり消えたりしたが、でも今日のニュースはこれまででいちばん具体的だ。両社が今、話し合いを進めているというのだ。

両社が検討しているのは、iPhoneのVerizonバージョンを2010年に出すことだ。某情報筋がUSA Todayにそうたれ込んだ。それが今年ではない理由は二つあるようだ。まず、AppleとAT&Tとの独占的契約の期限が来年であること。第二の理由は、VerizonバージョンはCDMA対応にしなければならないが、それに手間がかかりそうなこと。今のiPhoneはGSMのみだ(AT&Tやそのほかの多くの携帯ネットワークが採用)。

最近のニュースで、AT&TがAppleとの独占契約をもう一年延ばして2011年までにするよう、Appleを熱心に口説いている と報じられたのも、おそらくこの話のせいだ。Verizonは合衆国におけるAT&Tの主要な競合他社であり、しかもAT&Tより大きい。しかしVerizonには、消費者がそっちへ変わる動機になるほどのデバイスがない。一方AT&Tはこの前の決算報告で、全顧客のなんと40%がiPhoneで契約した新規ユーザだと言った。iPhoneのでかさがよく分かる。

でも、ここで考えなければならない: iPhoneの新機種はほぼ確実に今年の夏中には出る。それはAT&Tオンリーだ。そしてたぶん、ユーザは2年間の新規契約を結ぶことになる(AT&Tの割引価格で買う人が多いだろうから当然だ)。でも、2010年にはVerizonバージョンが出ると分かったら、かなりの人が買い控えるだろうか? 買い控えるだろうね。

いやまったく、ぼくなんか最近AT&Tのネットワークでトラブルを経験したから、来年Verizonが使えるなら、iPhoneの新機種を買わないかもしれない。でも、現時点ではそれは確実な話ではない。Appleが昔iPhoneをすげなく振ったVerizonと話し合っているのは、AT&Tから好条件を引き出すための駆け引きかもしれない。そんなのは、交渉術のイロハのイだからね。

でもAppleが本気で、iPhoneによる市場支配を狙っているのなら、いずれはほかのネットワークにも対応せざるを得ない。それを避けることはできないが、果たして2010年からその路線が始まるのだろうか?

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(翻訳:hiwa)