AOLのトップページは大改革―囲い込みを放棄

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AOLは今朝(米国時間4/28)、公式に傘下の全サイトへのSocialthingの導入を発表したところだが、同時にトップページのデザインの変更も静かに実施した。新しいデザイン・テーマ、Twitterの統合、目立つ位置へのRSSのタブの設置などに加えて、ニュースその他のモジュールがすべて「非表示」にできるようになった。また左側のカラムにはPaw NationPoliticsDailyなどの新しいコンテンツが追加された。(これについてはわれわれの記事参照)。

しかしAOL.comを最近訪問したことがない読者(その数は多いと思うが)には、あまりあちこちが変わり過ぎていて、今回どこがどう変わったのか正確には分からないかもしれない。右側にはライフストリーミング用の窓があり、Twitter、Facebook、MySpcaceからのニュースフィードを表示できる。ユーザーはAOLのドメインを離れずにあらゆるSNSのフィードをチェックし、応答することができる。AIMとBeboももちろんその窓から利用できる。しかしBeboの場合(AOL傘下のサイトなのだが)、なぜか内容を見るために矢印のアイコンをクリックしなければならない。メールはAOLに加えてYahooとGmailがチェックできる。これらの変更は昨年から始まったものだが、AOLが自サイトへのユーザーの囲い込を断念したことを表している。AOLは逆にユーザーが自分の好みのSNSをAOLからできるかぎり容易に利用できるようシステムの改良を図っている。

AOLのホームページの背景が気に入らないユーザーには新しいテーマが用意されている。これがなかなかよい。RSSリーダーは、独立のタブに格上げされており、簡単にAOLのお仕着せプログラムを止めて独自に内容を編集することができるようになった。メインのタブのニュースやその他のコンテンツのボックスも非表示が選択できる。残念ながらレイアウトを自由に変えることはできない。しかしコンテンツの表示に次第に柔軟性が増してきたのは良いことだ。

AOLは自分たちがもはや世界の中心ではないことを認識しているようだ。上記のような数多くの細かい変更は全体として、 この事態に適応するための努力といえる。AOLは平均的なアメリカ人のニーズによく応える方向で改良を図っている。オプラ・ウィンフリーがユーザーになったなどということより、AOLのトップページからTwitterが利用できるようになった事実こそ、Twitterがメインストリーム入りした事実を明確に伝えるものだ。

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(翻訳:Namekawa, U)