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IAC、レストランのレコメンドを行うUrbanSpoonを買収

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picture-46レストランのレコメンドサービスを提供するUrbanSpoonは、シンプルな狙いを持ってスタートしたサービスだ。Jobsterで働いていたEthan Lowry、Adam DoppeltおよびPatrick O’Donnellの3名が、一般的なものとなっている外部からの投資を受けずに企業を設立できるのかどうかを試みてみようと設立したサービスだ。彼ら3名は本日(米国時間4/29)、無事に「大成功だ」と言えることになった。インターネット界の巨人が、自己資金のみで設立されたこの企業を買収することになったのだ。

買収金額についての詳細は明らかにされていない。しかし聞くところによると数百万ドル単位のようだ。この金額は妥当なものだろう。というのもLowryによればUrbanSpoonは十分に収益をあげており、これからも成長を続けていくだろう企業だからだ。LowryによればIACからの提示金額は「断ることなんてできない」ものだったとのこと。彼は「今回の取引に非常に満足している」と述べている。

UrbanSpoonが最初にIACの目にとまったのはCitysearchを傘下におさめて情報の提供を開始したときだった。Lowryによると、UrbanSpoonの人気ぶりを見てIACは大いに驚いたとのこと。それをきっかけにIACとUrbanSpoonは昨年下期以来、断続的に話し合いを続けてきたとのこと。ちょうどこの時期にAppleがiPhone 3GおよびAppleのApp Storeをスタートさせた。これによってUrbanSpoonがさらに注目され、スポットライトを浴びることとなった。

UrbanSpoonはiPhone 3GのGPS機能をうまく使っており、3G用アプリケーションとして注目に値するものだった。アプリケーションを起動するとGPSによって現在位置を判別し、電話機を振ると近場にあるレストランをランダムに表示するというものだ。ランダムさの具合はプラスにもマイナスにも調整することができる。使い方は簡単で、優柔不断さ自体をゲームとして楽しみ、新たな発見を得ることができるのだ。UrbanSpoonはApp Storeのダウンロードエリアで上位に位置しており、気に入っている人も多いようだ。Appleも自社のCMでUrban Spoonを使ってみようかと考えてみたようだ。

UrbanSpoonがIACに買収されてもLowryおよび他のメンバーは運営を続け、シアトルに拠点を構え続ける予定だ。UrbanSpoonのアップグレードを含め、各種のアイデアも持っているようだ。IACは前述のCitysearchやAsk.com、Match.comやEviteなどを保有しており、UrbanSpoonがこれらとの相乗作用で全く新しいアイデアを思いつくということもあるだろう。

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(翻訳:Maeda, H)