Twitterも利用して商品の人力検索をサポートするIMShopping

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IMshoppingが、ウェブ上でニッチ製品の買い物を行う際に役立つ人力検索による買い物検索サイトと、Twitterによるショッピングサービスを開始した。電話すれば製品に関する質問に答えてくれたり、必要な機能を満たす製品を個別に教えてくれる買い物411のサービスのような感じだ。IMShoppingが目指すのは、実際に買い物に行って店員と話し、希望にぴったりの商品を薦めて貰うというサービスだ。またIMShoppingは同時に、シリーズAにてSK Telecom Venturesから$4.7M(480万ドル)の資金調達も完了した。

IMShoppingが着目したのは、現在のEコマースサイトに欠けている個別対応による詳細な情報提供サービスだ。一般的なコマースサイトでは技術面での話を充実させるよりも、ひたすら価格面にばかり注力していると判断した。IMShoppingでは@imshoppingのTwitterアカウントを使って、顧客からの直接の質問を受け付ける。そしてコミュニティ内にいるガイドや知識豊富なエキスパートが数分以内に詳細な返答を寄せてくれる。このアドバイスに従ってすぐに買い物をするのか、意思決定を行う参考にとアドバイスを保存しておくのかは、それぞれの質問者の判断に任されている。

IMShoppingのサイトで商品情報を求める利用者は、既存の商品回答に関するデータベースを検索したり、自身の疑問を投稿することができる(サイトではこれまでの20,000回答がデータベース化されている)。回答の作成に際しては、商品の仕様、外部サイトでの評価、ブログでの評判や価格についての詳細な分析を行うことになっている。こうして作成された回答は質問者に返信され、また将来の質問者のために匿名で保存もされる。公開された質問および返答はTwitterで検索したり、@imshoppingをフォローして読むことができる。また質問はTwitterで非公開で質問することもできる。

回答には欲しい商品をどこで入手できるかも書いてあり、ネットで購入できる場合にはリンクも紹介される。また回答をレーティング評価することもできる。回答者の報酬は行った回答の質および有用性によって決まる。サービスの本来的目的は、なかなか見つからないもののありかを教えてもらったり、元気溌剌な二歳児に適した電子玩具はなんだろうかというような質問に回答することにある。予め欲しい商品が心中にあるような場合は、このサービスが役立つことはあまりないだろう。

ビジネスモデルとしては、サイトで推奨した製品を質問者が購入した際の収益を考えている。問題は回答を得た後に、さらにGoogleで検索するのを止める手段がないということだ。この点にも対応する将来的なビジネスプランについてIMShoppingは口をつぐんでいるが、同社のサービスを使って商品を探したり、質問への回答をレーティングすることによる見返りを消費者に提供しようとしているようだ。

但し、過去の事例をひもとくと、人力検索はあまり有効に作用していない。たとえばChaCha’s former business modelを見てみて頂きたい。人力検索がGoogleやYahooを超えるためには、回答担当者がエレクトロニクス、衣服等についての専門家でなければならない。IMShoppingはオンラインショッピングの分野に人間同士の関係を持ち込もうとするわけだが、小売店自体も見込み客とのリアルタイムチャットを行うためのスタッフを雇ったりもしているのだ。

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(翻訳:Maeda, H)