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あえて再掲:1981年のビデオが紙の新聞の終末を予言していた

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picture-4新しい大画面版Kindleが、瀕死の新聞業界を救うかもしれない、という話題が今日(米国時間5/4)あちこちで持ち上がっている。きのうわれわれが明らかにしたように、それは全くのたわ言だ。しかし私は、数ヵ月前この件についてわれわれが書いた記事を見返してみる価値があると思う。これは1981年(ちなみに私が生まれた年だ)の映像で、当時新聞業界には将来の新聞の姿について、いろいろアイディアがあったらしいことを示している。

新聞はインターネットに乗り遅れただけ、というのはよくある誤解だ。このビデオにあるように、業界の一部(現在倒産しつつある大手を含む)では、このことに関して28年間考え続けられていた。これは非常に長い時間だ。ビデオの終盤で地方新聞の記者がこう言っている「将来すべての新聞や雑誌がコンピュータを通じて家庭に届けられるようになると予測しています。もちろんそれまでには大分年数がかかるでしょうが。」。そしてこれは、当時のモデムで新聞をまるごと受信するのに2時間かかり、そのための通信費が1時間$5かかっていた頃の話だというのが笑える。新聞は当時20セントだった。それにもかかわらず、賢明にもこの地方記者たちは不幸の前兆を感じていた。

おそらくこのビデオの最初の部分が、最も単刀直入で興味深いだろう。「朝のコーヒーを飲みながら、自宅のコンピュータを作動させて新聞のニュースを読む―とっぴに聞こえるかもしれませんが、そんな日が近づいています。じっさいサンフランシスコの両新聞社は、まさにそのようなサービスを開始しようと、多額の資金を投入しています。」どうなったのだろうか?

ビデオは、地方紙記者にこのことばで終っている、「というわけで、少なくとも今のところ、この人[新聞配達人]は職を失う心配をしていません。」気の毒だが、その人は今失業している可能性がきわめて高い。

[thanks Kelly]

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)