Google Readerはソーシャル音痴で失敗続き

次の記事

PR業界の人たちは本誌の留め置き無視の姿勢が好き(らしい)という調査結果

fail-owned-not-door-fail

RSSフィードのリーダーとしてGoogle Readerを主に使っている人は多い。しかしそのソーシャル機能の人気はどうだろう。実はそれらは、できが悪くて、あまりにも能力不足だ。Googleもそのことを知っているから、たえずソーシャルな要素を微調整している。今日(米国時間5/4)発表された最新の変更は、フレンドのフレンドを見つけたり、その人と共有化できる機能だ。つまり、何かのアイテムをフレンドと共有しているとき、そのフレンドのフレンドがそれについてコメントしたら、その人にもアクセスできるようになるんだ。

このアイデアはべつに新しいものではなくて、実はFriendFeed(Facebookにイノベーションのネタを提供しているサイトと皮肉まじりに呼ばれる)が同じようなことを2何前からやっている。こういう機能を導入する理由は自明だろう: ユーザのフレンドがまだ少ないときには、この「フレンドのフレンド」機能によってユーザに流れ込むコンテンツを増やしてやり、にぎやかにしてやる。するとそのユーザは、今後もそのサイトを使っていく気になる。でもFriendFeedのやり方はGoogle Readerよりずっと上手だ、今のところ。

この新しい機能を試してみたけど、「自分のアップデートを知らない人と共有したいか」と尋ねられるのはちょっとおかしい。むしろ「知らない人のアップデートを見たいか」というオプションにすべきだろう。Google Readerはそうじゃない。そもそも、最初にソーシャルな要素を導入したときからヘマとドジが続いているのだが、とにかく共有化が非常にやりにくいのだ。FriendFeedでは誰かのアップデートを“購読”すればすむ(その人がTwitterのようなオープンなフィードを持ってさえいれば)。ところがGoogle Readerの上でアイテムを見るためには、その誰かさんのほうからそれをユーザと共有しなければならない。しかし、そんな面倒なオプションの設定をわざわざ自分からやってくれる誰かさんが、この宇宙に一人でもいるだろうか?

Google Readerのソーシャル機能には、もう一つ問題がある。共有という角度から見るとこの製品は、あまりにもお粗末なのだ。共有化はそれ専用のドロップダウンメニューに収められているので、とても見つけづらい(”Mark all as read”の下に隠れて見えないこともある)。フレンドの名前のリストは”Friends’ shared items”というバナーの下にあるので、画面を整理するためにたえず最小化してしまう。フレンドがアイテムにコメントすることは滅多にないから、最小化したくなるのだ。コメントしたとしても、そのとき別の誰かもコメントして会話が始まることなんか、ますますまれだ。FriendFeedはこのあたりのインタフェイスがすごく良くできている。Google Readerは、まだまだだね。

picture-12

Google Readerのプロフィールを立場が強くなったGoogle Profilesに結びつけるのは良い考えだ…これからは至る所でGooble Profileが使われるようになるだろう。でもGoogle Readerに本当に必要なものは、ソーシャルな使い方を活気づける何かだ。いちばん共有化されている/いちばん話題になっているアイテムを並べたメインページを作れば、誰が何を共有しているか一目で分かるのに。“cool” feedという一種の推薦コーナーがあってGoogle Reade全体の中での人気アイテムを共有化しているが、そんなものは全然ソーシャルではないからね。

あるいは、メインのGoogle Profileに書き残した共有アイテムに関するコメントのリストもあるべきだ。それは、自分なりのストーリー性のある、一種のマイクロブログみたいになるね。もちろんそれによって、自分の共有化アイテムを全員から見られることになるけど、これがまたまさに、今のGoogle Readerではできないことなんだ。しかもおかしなことに、その人が公開しているShared ItemページのURLを知っていれば他人の共有化アイテムを見ることができる(そのURLは意味不明の文字と数字の醜い羅列だから、Googleがどうしてもこの線で行く気なら、その人のGoogle Profileの名前にすべきだ)。とにかく現状は、ごたごたしていて、どーしょーもないね。

最初に言ったように、Web上のアイテムを見ていくために主にGoogle Readerを使っている人はとても多い。だから、それが強力なソーシャルツールになるのも、自然な成り行きだ。しかしGoogleは実質的に、それを世界でいちばんクローズドなソーシャルネットワークにしてしまった。クローズドで、しかもお粗末。低迷して当然だね。

[原文へ]

(翻訳:hiwa)